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隣る人のmilagrosのレビュー・感想・評価

隣る人(2011年製作の映画)
4.4
子どもが大人びてしまう瞬間と、大人が子どもみたいに振る舞ってしまう瞬間のどちらもがありのままに映ってる。どちらにも共通しているのは自分の感情を守ろうとしていること。
子どもがカメラにむかって「撮らないで!」と言うシーンが2つある。カメラに共有されたくない、自分だけの感情を守ろうとしているのだ。その感情の種類は2つのシーンで真逆で、どうしようもなく幸せで、どうしようもなく悲しい瞬間がそこにある。
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