まいたらしえくらん

浪華悲歌のまいたらしえくらんのネタバレレビュー・内容・結末

浪華悲歌(1936年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

映画館で見た1か月後にテレビでの放送を見た結果、「すべての映画監督は多かれ少なかれそうであるとはいえ、溝口は絶対に映画館で見なければいけない作家だ」という、映画好きとしてある意味で致命的な制約を自分に課したものだった。そごうのランプがぽうっと光って美粧室に勤めていることにするシーンはやばすぎたし、個人的には『雨月物語』よりよほど幽玄の美。