浪華悲歌の作品情報・感想・評価

浪華悲歌1936年製作の映画)

製作国・地域:

上映時間:71分

ジャンル:

3.8

『浪華悲歌』に投稿された感想・評価

35ミリ

山田五十鈴の演技、目力、関西弁、どれをとっても素晴らしい。この映画の女性たちの関西弁の力強さというか豊かさは大変興味深い。メロドラマと称してひたすらヒロインが可哀想に見えてくる毎度お馴染…

>>続きを読む

日芸映画祭にて。

電話交換手のいたって真面目なアヤ子が金によって身を滅ぼす物語。
若さと経済的裕福さの釣り合わなさ、親の負債、そして金持ちの上司と愛の冷めた夫婦関係。彼らが関係することによって、…

>>続きを読む
3.7
またまた突然「終」
もとはと言えば父親の不埒な行いが元なのに…
男たちもどうかとは思いますが
進藤英太郎が良いです

山田五十鈴の演技が圧巻
「祇園の姉妹」とダブルで素晴らしい
なお
3.7
最後まで男が無責任すぎて
と言いつつなかなかコミカルで面白い
人物の判別に戸惑うことが多々

・昔の大阪弁のやり取りに、溝口作品にしてはコミカルだなぁと思ったら、最後はやっぱり溝口作品だった。むしろここが溝口節の出発点だとか。

・山田五十鈴が「自立する女性」を演じた、と言う。今の感覚で観る…

>>続きを読む
S
4.0

恐ろしくモダン。マジで30年代なんか?ってなる。ファーストショットのネオンサインからおしゃれ過ぎる。地下鉄のロケーション撮影とかもあって驚く。婚約者がアパートを訪れるところで、2階建ての建築を存分に…

>>続きを読む

1936年、日本、ドラマ、モノクロ。

父親の借金(横領の疑いをかけられ失業)を返すため、薬問屋の社長の愛人になることを了承したアヤ子(山田五十鈴)だが社長の妻にバレて破局、恋人の西村から求婚され悩…

>>続きを読む
Emiru
3.6

家族のために金を工面すべく、上司の愛人になる女。家族のためにやった事のせいで家族から見放され、社会からも見放されてしまう。
男に完全に裏切られたと悟った時の彼女の表情よ。ラストは報われないが、強かに…

>>続きを読む
aco
3.5

父が横領した会社の金を補填するために社長の愛人になり、兄の通う大学の学費を賄うために知人の男から金を騙し取った女の末路を描く。

序盤で画面に映り込む「金故に堕落した女」との記事がアヤ子の未来を暗示…

>>続きを読む
3.4
悲しい話だった
家族、職場の人間関係が彼女を翻弄していく話、、、
最後の医者に言うセリフが良かった

あなたにおすすめの記事