社会の底辺に生きる女性の悲哀を数多く描いた監督・溝口健二と脚本家・依田義賢の初コンビ作。この「浪華悲歌」と先日鑑賞した「祇園の姉妹」は、共に第一映画社が1936年に製作した関西を舞台とする現代劇であ…
>>続きを読む女が強くなる時は、いつも悲劇を湛えていた。
名作と呼ばれる作品の殆どは、人々の共感や同情を誘う、悲劇や哀情を含んでいる。本作にも当然そのような悲しみを抱えた人間が登場するが、作品の雰囲気に反して…
私は、生きてはいけないのですか。みんなで少しずつ痛みを分ければ、1番傷は浅くて済むのに、なんであんたら、それが嫌なの。嫌なら嫌と、わからんならわからんと、言うてくれればいいのに、最初いい顔、急にしか…
>>続きを読む2014/7/29
女性の自立を描いていると言われているけれど、どちらかと言うと、女性の弱さや諦観を描いている気が。山田五十鈴の役どころも、父親の横領事件をきっかけに社会的に落ちていく女性、というも…
音質と画質の問題で、内容とか誰が何してるのかあまり分からなかった部分があったので、少し調べちゃいました。
当時の女性の生き辛さを描いた作品。この作品に出てくる男性は傲慢で無責任な人物が多く、女性が…
35ミリ
山田五十鈴の演技、目力、関西弁、どれをとっても素晴らしい。この映画の女性たちの関西弁の力強さというか豊かさは大変興味深い。メロドラマと称してひたすらヒロインが可哀想に見えてくる毎度お馴染…
日芸映画祭にて。
電話交換手のいたって真面目なアヤ子が金によって身を滅ぼす物語。
若さと経済的裕福さの釣り合わなさ、親の負債、そして金持ちの上司と愛の冷めた夫婦関係。彼らが関係することによって、…
『浪華悲歌』松竹大谷図書館所蔵