野元ミナギ

男はつらいよ 葛飾立志篇の野元ミナギのレビュー・感想・評価

男はつらいよ 葛飾立志篇(1975年製作の映画)
3.4
おばちゃん、回を追うごとに涙脆くなってくなあ…笑
桜田淳子出てきた時は、「今回のマドンナ流石に若すぎんか!?」と思ったけど、違くて安心。
才女マドンナ、派手さはなかったけど暖かくてとても良い印象だった。
なぜ勉強をするのか?という「お前は小学生か!」と言いたくなる寅さんの純粋な問いと、それに翻弄されるマドンナ。
これが寅さんの魅力。
今回は(一応)恋敵だった田所も魅力的。
対インテリの寅さんはギラギラしてて割とすき。でも田所は想像するインテリとは違って、謎に溶け込んでいく2人が良かった。
前々作?でも思ったけど、時代背景的にこういう髭モジャの大柄な男がカッコ悪い男の象徴だったのかな。
振られ者2人で旅してたラストが良かった。
野元ミナギ

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