男はつらいよ 葛飾立志篇の作品情報・感想・評価・動画配信

「男はつらいよ 葛飾立志篇」に投稿された感想・評価

MR

MRの感想・評価

3.5
久しぶりの寅さん。

仕事に、人間関係に、、、
疲れた時はこれに限る。

三世代、皆んなで集まってお茶飲みながら、話して。
古き良き日本の姿が何だかホッとする。
小林桂樹とのラスト、
たまらんっ!
 
そして、
西部劇のハットを被った
蛾次郎、最高!w
 
 
 
 
 
 
ps.
”子曰く、朝に道を来かば、
夕べに死すとも可なり”

”尻小玉が言うんだよ”
は、爆笑w
マドンナ史上もっともインテリな人が出てくるせいで学のある無しにまつわる話が多かった。本を読んでるとろくな人間にならないと言われたたこ社長。だんご屋に学問は要らんといわれた叔父さん。親に楯突き労働者となった博。経済的な事情で大学に行けなかったさくら。無学が故の無力を嘆く寅さん。でもそれでもいいじゃないように見える大らかさが2020年代から観ると愛おしい。
ゴン吉

ゴン吉の感想・評価

4.0
「男はつらいよ」シリーズ第16作目。

本作品の寅さんの旅先は山形県寒河江。
マドンナは樫山文枝が演じるとらやの下宿人の考古学の大学助手の筧礼子。
サブマドンナは寒河江の女子高生で、桜田淳子が演じています。
寅さんが寒河江で己を知ることに目覚め、学問を志すことを決心。
礼子に勉強を教わり、眼鏡をかけて励むのだが。果たして二人の恋の行方は?

「子曰く朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり」  

4Kデジタル修復版をBS TVで鑑賞
MAeKeN

MAeKeNの感想・評価

3.6
男はつらいよシリーズ16作目

山形から修学旅行へ柴又にやってきた女の子に父親だと勘違いされる寅さん。

勉学に勤しむ寅さん。
 1975年「男はつらいよ葛飾立志編」マドンナに樫山文枝。そして寅が山形でお世話になったお雪さんの娘順子役に桜田淳子。シリーズ第16作だよ。
 本作はシリーズの中でもとてもおとなしい作品だね。少しチグハグな印象さえも受けたよ。桜田淳子演じる順子の設定が中途半端なのと、「学問とは?」のテーマ設定もいささか唐突だったかな〜。はなっから学問とは縁遠い寅が愛の真理を説く。触発された大学教授が素直に受け入れて「告白」「恋の成就」そして「寅の失恋」がいつもの型なんだけど。本作では見られなかったね。長いシリーズこれまた一興だね。んじゃね😄
 
月

月の感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

最後、教授と寅さんが一緒に旅するのが、とても良かった。うまくいかないな。人情が、町にあるのが、良い。
シリーズ第16作目。

序盤は当時のアイドル桜田淳子が登場。
寅さんの隠し子か?…な騒動からスタート。
その後は樫山文枝演じる考古学研究の助手がとらやに下宿する事から起きる寅さんのいつもの恋物語。

学問の大切さを知った寅さんが勉強をする姿が涙ぐましい(笑)
もちろん恋路の一貫だが、後半は学の無さを嘆く寅さんが物悲しくなります。

しかし今作はフラれた感じは無い。
寅さんが勝手に思い込まなければ成就したかも。
まぁこのパターンもこのシリーズにはありがちなのかな(笑)
tsumumiki

tsumumikiの感想・評価

3.1
芸者ぼたんを演じられる女優は太地喜和子しかいないと思うほどのピッタリのイメージだった。そしていつにも増して人情感溢れる寅さんだった。
 寅さんを父親だと思って山形から会いに来た女子高生の順子。聞けば彼女の母親はかつて無銭の寅さんに御馳走した間柄で、しかしすでに亡くなっていた。いつもの如く「とらや」の面々とケンカ別れした寅さんは、その母親の墓参りに訪れる。彼女の無学への後悔を聞いて神妙な面持ちで再び柴又に戻ると、御前様の親戚で考古学を研究する若い女性・礼子が下宿していた――。

 シリーズ16作目。西部劇の夢に始まり、早々に桜田淳子が登場して衝撃の告白ですね。14作目も「隠し子騒動」でしたからね、その発展かと思いきや、あっけなく空振りして、テーマは「学問」へと移っていきますね。確かに桜田淳子はマドンナにしては若すぎるなと思っていたので、売り出し中のアイドル出演ということでしょうか。まだ初々しかったですね。

 一応は、かつて世話になった今は亡き女性の「無学」への後悔を聞いて、「学問」への道を歩もうとする寅さんの奮闘、というストーリーは繋がっています。まぁ終盤にかけては恋路に走ってましたが。「メガネ」や「葦」のエピソードなど面白いものの、全体的に散らかっている印象が強かったです。

 冒頭から桜田淳子という強力なカードを出すも、あとはほぼストーリーに絡まず、かつて「とらや」に下宿していた米倉斉加年の個性的な警官役としての再登場、いまいち個性と物語性の薄いマドンナ、今までのストーリーを飛び越えるクセありきの中年教授など、演者がそれぞれ好き勝手やりました感が強いんですよね。集合写真を撮る時のような自然な「日常」が『男はつらいよ』シリーズの魅力の一つだと思うんですが、「演技」が見え透いてるんです。

 終盤の寅さんの失恋の仕方や、マドンナが最後まで「とらや」に居続けるなど、今までのシリーズにない新鮮味はありました。まぁ前作のリリー編が強すぎるのもありますが、ネタに尽きて小手先の変化に走った感じが否めませんでした。
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