男はつらいよ 葛飾立志篇の作品情報・感想・評価・動画配信

「男はつらいよ 葛飾立志篇」に投稿された感想・評価

シリーズ16作目。マドンナは樫山文枝。
お正月映画らしく、桜田淳子さんがゲストの導入から、勉強に目覚める寅さんの眼鏡姿、振られるパターン違いなどバラエティに富んだ内容。
Yopi

Yopiの感想・評価

3.4
「己れを知るためよ」

今回のマドンナ役は樫山文枝さん。
ゲスト役には桜田淳子さん、大滝秀治さんと冒頭から豪華ラインナップ。

学問に疎い寅さんが学問について、熱弁するところや形から入ると言ってメガネを買って歩いたり…笑
寅さんのキャラの濃さがはっきり出ていました。
インテリ寅さんを見たい方は今作でしか見れませんよ(笑)

学問って何かなと感じた時には今作を見ることに限ります。

このレビューはネタバレを含みます

前作「相合傘」が傑出した出来だったのとは打って変わって、
かなり緩い出来に感じる。


いつもの夢シークエンスは今回は西部劇。
倍賞千恵子の歌唱力は本当に素晴らしい。
前作でリリーさんの歌声をさくらが褒めるシーンがあったと思うが、
「脳ある鷹は爪を隠す」のね……。

※倍賞千恵子 さよならはダンスのあとに(エアロビクスをかます倍賞さんが見れる動画)
https://m.youtube.com/watch?v=mU_hjtWLsZI


しかし「男はつらいよ」にありがちなことですけど、
出だしの展開が後ろまで、結構ほったらかしになっていることが多々あって、
今回も最初に「寅さん隠し子騒動」が起きるんだけど(すぐ収束するけど)、
それが中盤以降の「学問を志す寅さん」へ繋がる伏線になる……ことはなるんですが、隠し子のくだりって必要かな〜?とか思ったり。
ラストでまた出てくるので、全く無意味じゃないけれど、最近の映画とかだとカットされそうな展開だなあ。
それにしても、大滝秀治は久々に見た。


今回は小林桂樹演じる田所といい、メガネ寅さんといい、
全体的にコメディ色がいつも以上に強め。
礼子(樫山文枝)の歴史の授業を受ける時の寅さんの縮こまった座り方が、なかなか笑える。
前述の眼鏡寅さんは必見である。


しかし、このシリーズを観ていると思うんだけれど、
寅さんがなかなか恋愛で決断出来ないのは、
さくらがいい女過ぎるからじゃないかな。
比べちゃうんじゃないのかな。
みんなが好きになる様な素敵な人だもの。
シリーズ16作目。
寅さんが、学問に目覚めるお話。
形から入るために眼鏡を買ってみて町中の笑い者になりながらも「何のために勉強するのか?」の問いに「己を知るためよ」と答える寅さん(旅先の僧侶の受け入れだけど)は、周りのみんなを唸らせるのでした。
米倉斉加年さんが、またしてもコミカルな役で出演していて嬉しい!
勝沼悠

勝沼悠の感想・評価

4.0
 向学に目覚めた寅さんがとら屋に下宿する美人の考古学助手に個人授業を頼む。

中期以降では珍しい寅さんが自ら身を引くパターンではない作品。ただ、マドンナも誰かと結ばれるわけではなく、寅さんをどう思っているのかはあえて伏せている。
最初の桜田淳子と後半に出てくる大学教授のキャラクターが良い。
学がないと嘆く寅さんだが、大学教授が思わず「師だ」と叫ぶほど人情についての頭はいい。寅さんのアリアがその仕掛けとして使われるのは素晴らしい。

 寅さんが身を引くパターンでなくても作品のクオリティは高く、シリーズの成長が見える一本。
今作を観て思ったのだが、
策を重ねるごとに寅さんの夢が
壮大なスケールになっていってる
(睡眠中の)興行収入の影響か?

今作もまた新しい恋物語。
良い感じにすれ違ってる感じが
なんとも言えずたまらない。
ひる

ひるの感想・評価

3.8
考古学者のマドンナに惹かれて学問に目覚める寅さんだが、いやいや、あんたは「恋愛学」なら早稲田で教鞭をとれるぞ!!

このレビューはネタバレを含みます

寅さんみたいな可愛げって、他の作品とかであまり見かけない。大の大人が形から入って受け売りを話す素直さを持ってるの可愛くないですか?
「無教養な声」って理不尽な言いがかり好き。
寅さん、学問に目覚めるの巻

クリスマスでも、寅さん。だけど、ちょっとだけ奇跡が起こって・・・。
それは、のちほど・・・。
とりあえず、サンタさんには、"世界がほんの少しだけ平和になりますように"と祈っておこう!!!
靴下に入りきらないほどの夢と希望をくださいな。な寅さん16作目。
🐯🐯🐯🐯🐯🐯🐯🐯🐯🐯🐯🐯🐯🐯🐯🐯

映画とは、関係ないけど、寅さんはクリスマスが好きそうだなぁ~。
みんなのために、張り切って盛り上げてくれるけど、最後は、あーだこーだ言ってハブてて旅に出る。

今作、寅さんは、なんと学問に目覚めてしまう。
まず最初に、寅さんが何をしたか?というと、眼鏡を買いにいく。
かしこい人は、みんな眼鏡をしてるからだ!!!
ホント、馬鹿だね~。

そんで、"歩く美人ホイホイ"でもある寅さん。
ふらふら~と出歩くと、いつも美人に遭遇。
恋が成就することは絶対にないけど、出会いの数は無限大。
羨ましいような、羨ましくないような、やっぱり羨ましい。
更に、出会った女性が"孝行学"じゃなかった"考古学"の助手ときたもんだ。
これには、寅さんもますますやる気を出しちゃって・・・。
ホント、分かりやすい男。

しまいには、恋について語りだす始末。
いやいや、あなた、16戦全敗ですからね!!!

今作のヒロインは、考古学の助手だけど、個人的に、前半で登場した"桜田淳子さん"が、まぁ可愛い。
まだ、17歳ですって。むふふ。
出番が前半で終わってしまうのが、ホント勿体ないでメロン。🍈

そんで、この映画の終盤で"ジングルベル"が流れてきた。
そう、今作は、クリスマスの"時期"を描いてる作品でもあったのだ!
偶然だけど、ちょっと怖い。
たま~に、変な奇跡が起きちゃうことがあるけど、本当に偶然なのかしら?

四角い顔したサンタさんが、今夜は、あなたの元に・・・。

あ~つらい。つらい。
男は、つらいよ。
Tomotaka

Tomotakaの感想・評価

3.0
桜田淳子の可愛さに早々にやられる。
昭和が素晴らしい訳ではない。
登場人物も世界観も脚色された偽物。
それでも今よりもいいなって、ふと感じてしまうのはなぜか?なぜなんだろう。
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