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天使にラブ・ソングを…のadeamのレビュー・感想・評価

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)
3.0
90年代を代表するハートフルでポジティブなコメディの良作。
殺人を目撃してしまったギャングの愛人である歌手が修道院にかくまわれることになり、保守的なシスターたちを音楽の力で感化していく物語です。
主人公を追いかける悪人たちはコミカルですし、もう一方の敵役となる院長も意地悪な振る舞いをする訳ではないので、ストレスなく家族で安心して観られるタイプの娯楽作品でした。
年配の女性も多いシスターたちがまるで子どものように目を輝かせて歌い始める姿は、ドラマとしてはあまりにスムーズすぎて拍子抜けなのですか、変則的な青春映画のようで微笑ましかったです。
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