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天使にラブ・ソングを…のgurigoriyumeiのレビュー・感想・評価

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)
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もっと人種差別や暴力などを想像して見始めましたが、そんなことも無くとても観やすい作品でした。劇中でのシリアスとコメディのコントラストが素晴らしく、笑えてドキドキし、すこし涙も出てしまう、そんな映画でした。今までのスタイルを貫こうとする修道院長と自分のスタイルを貫こうとするクラレンス、二人のいがみ合いと二人の心変わりが観ていてとても感動的でした。修道院の人達も初めの表情と終わりの表情では大分変化があり、なんだか観ているこちら側が嬉しくなってしまいました。最後のほうのシーンで、シスター達がクラレンスを助けるという善意のために祈りを悪用するところは面白かったし、感動もしました。
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