Tomo

感染のTomoのレビュー・感想・評価

感染(2004年製作の映画)
1.5
この映画はサスペンススリラー&ホラー&ギャグコメディって感じでしょうか?

火傷の男に誤って死亡させ、医療ミスの発覚を防ぐために、事実を隠そうと凡走する。そのことで医師、看護士達は罪の意識を感じるが、それが心的異常を起こし、感染という名に変えてストーリーは展開する。

救急で運ばれてきた患者が感染の原因?っていう流れだが、実は罪悪感からの心的異常が感染の原因。ある意味夢オチとかわりないかも。

足を骨折したじいさん、頭打って病院来たのに放置されて意識なくした金髪兄ちゃん、動くブランコ、鏡に話しかける老婆など、伏線も数多くあったのだが、見事に回収されなかったのが残念。

ホラー要素が強いが、感染予防にマスクは手で押さえるだけで、手袋はしない。医療ミスで死亡させた患者は、硬直防止にヒーターで暖めるなど、ギャグ要素も満載。

また、佐野史郎、南果歩は怖いし、星野真里の狂気加減は何故かかわいい。そして草村礼子さんのこういう役は天下一品!

意外に楽しく鑑賞しました。
Tomo

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