イ・ビョンホンのやや間の抜けた仕草の数々、潤む涙目、その視線の向こう側、眉毛のあの角度、変なズボン1と変なズボン2、ピッタとした開襟のポロシャツ、からはみ出す逞しくしなやかな上腕二頭筋、人よりも10本くらい多い真っ白な歯、血管の浮き出たゴツい手の甲、そして柔らかな低音ヴォイス…
ぼーっと眺める様に見ていたら、感情の波が激しく乱されるようなシーンに出くわした。記憶の奥に仕舞い込んだ筈の『蒼く哀しみを帯びた感情』が沸々とわきあがってしまって。「告白も別れもLINEで」みたいな今時の若者には難易度の高い作品だろうけれど。
万魚寺(マノサ)に行きたかったな。
二人で。
誰と?
4分15秒に超絶カワイイ犬が出てくる。
それを何回も見てしまう。演出なら神!