餅太郎さんの映画レビュー・感想・評価

餅太郎

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クラウド アトラス(2012年製作の映画)

3.9

6つの異なる(様に感じる)様々な時代の物語が、全て同時進行してしまう映画である。何の先入観もなくスルスルとハマれる人は、かなり映画慣れしている相当な映画好きかもしれない。
一般的にはグランドホテル形式
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イカとクジラ(2005年製作の映画)

3.9

作家である両親の離別に戸惑う2人の息子の話、と捉えてもいいし、離婚の時期を誤って子供を巻き込んだ利己的な両親の話、でもいい。
世間的な評価では高慢で高圧的な父親を非難する女性の方がやや多そうだけど個人
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ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

3.8

ポン・ジュノ監督作品。今から15年以上前、殺人の追憶の次にコレを見て、その後でグエムルを見たのだがそれ以来ずっと監督ファンである。
コッソリ見たい作品、家族と見たい作品、カップルで見たい作品。いろんな
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オアシス(2002年製作の映画)

4.2

見終わって色んなこと考えてるうちに、自然と涙ぐむような作品。ハッキリと物が言えたり、自己表現出来たり、衣食住の心配が無用だったり、周囲から守られて生活していたりする自分達が知らない世界がある。もしかす>>続きを読む

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.8

「超壮大なカンニング」の映画だが、実際に中国で起きた事件がモチーフになっているのが凄い。そんな事が出来るんだったら、大学なんて行かずに起業するなりすれば良いのに....と思う。

主演のチュティモンチ
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神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)

3.4

第一章とは違う雰囲気でスタート、映画というよりはかなりドラマっぽい。マ・ドンソクがやっと出た感で「ファンは嬉しいんだろうな....」とぼんやり見つめていたら、突如開始37分からエンジンがかかり始め>>続きを読む

人類滅亡計画書(2012年製作の映画)

2.7

夜中にボーッと見てると眠くなるので注意。原題は『Doomsday Book』
『悪魔を見た』『甘い生活』のキム・ジウン監督と『愛のタリオ』のイム・ピルソンによるオムニバス作品です。

第1話 ゾンビ
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.3

第91回アカデミー賞 短編実写賞受賞作品。20分と言う時間にテーマの全てが凝縮されていて圧倒される。ただただ言葉を失ってしまう程に。
それは人種差別だけに留まらず「人は如何に見た目だけで他者を判断して
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.6

執拗な愛情を強靭なメンタルで保ち続けるテルコ派か、親切や気遣いという手枷足枷をひたすら鬱陶しく感じるマモル派、どちら側で見るかで中身が違って見える。

劇場で大ヒットとなったのは「テルコあるある」に盛
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.7

このジョーカーを見てゾワゾワした気持ちを抑えられない方には、個人的に同類項に分けても差し支えないと思う『カッコーの巣の上で/主演ジャックニコルソン』(特に知らない若い世代には)是非コレを見て欲しいです>>続きを読む

薄氷(2021年製作の映画)

2.8

スペイン映画の『BAJO CERO』は英語訳も『Below Zero』だから素直に「零度以下」などでもいいと思うのだが何故か日本語は『薄氷』。

タイトルからして壮大なネタバレ感だけどよく考えたらそん
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スペース・スウィーパーズ(2021年製作の映画)

3.9

宇宙清掃船「勝利号」で働くクルー達、描かれている今から70年後の廃れゆく地球の姿、新たなる技術と未来予想図、移住に伴い生じる貧富格差。何度も見たような題材であるにも関わらず話に引き込まれるのは緻密な台>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.0

続編を十分に楽しめる確率はそう高くは無い映画界において、これは成功した一例だと思う。興行的には失敗した1982年の『ブレードランナー』は全世界に部分的な熱狂的なファンを抱える名作だけれど、その雰囲気を>>続きを読む

楽園(2019年製作の映画)

3.1

吉田修一の原作を読んでいるので、何か違和感が先に来てしまったのが残念だけど、映画としては悪くないし、綾野剛ファンならば納得の及第点だと思う。小説の中でも道(路上)を意識させるシーンが多いんだけどその点>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.9

登場人物が少ない。誰が誰だか分からなくなる人、人間関係の相関図を直ぐにネット検索したくなる人にオススメの映画。ネダバレ要素しか無いので内容には余り触れられませんが、あるトラブルで現場から離れているやり>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.1

ヘレディタリー(継承)で洗礼を受けて暫く経ってからのコレ。いやぁ〜やっぱりこの監督は凄っごく変!個性というかアクが強いというか、悪く言えば異様。「あなたオカシイんじゃないの?」

私は嫌いではないが、
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ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

4.4

ヘレディタリー(継承)で洗礼を受けて暫く経ってからのコレ。いやぁ〜やっぱりこの監督は凄っごく変!個性というかアクが強いというか、悪く言えば異様。「あなたオカシイんじゃないの?」

私は嫌いではないが、
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ひとつの太陽(2019年製作の映画)

4.5

原題 『A Sun(陽光普照)』自分の中での韓流映画はもう既にMAXを超えていて、ここ2年で気になっているのは華流とりわけ台灣の作品である。

始まりのシーンだけが超残虐なのでR-15指定だが、中高生
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僕らの先にある道(2018年製作の映画)

4.4

僕らの先にある道
Us and Them/后来的我们

何かをしながら見ないこと
心を空っぽにして見ること
できれば途中で止めないで欲しい

そうすれば染みると思う

ティーン向けでは無い映画
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キタキタ(2017年製作の映画)

4.1

先入観も予習も無しで見てほしい。
全てがネタバレになってしまうので
レビューは書けない。
シンプルで印象に残る作品だと思う。
主題歌も良いんだ。

誰かを愛することってステキなこと。

家へ帰ろう(2017年製作の映画)

4.3

大好きなお爺さん系の映画だと思って、何となく見始めた。頑固で強いこだわりを持ち、少し偏屈な性格。「いつものお爺さんモノ」なのかと思ったら....

後半から一変。

ラストはずっと泣きました。

仕立
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必ず捕まえる(2017年製作の映画)

4.1

大家役は沢田研二(柄本明)、
元刑事役に吉田鋼太郎(渡辺いっけい)、
監督は李相日氏でリメイク化決定!
と脳内で妄想。

モヤモヤが無く、
難解過ぎる展開もなく、
暗くて重くて死にたくもならない

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軍中楽園(2014年製作の映画)

3.9

1951年から1990年まで台湾の金門島に実在した特約茶室『軍中楽園』いわゆる従軍慰安婦達の娼館、それを管轄するのが831部隊。中国と台湾が対立関係にあった1969年が映画の舞台である。

エリート部
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

4.3

どーしてR-15指定なのか?小学校の道徳の時間に見せてもイイ内容じゃないのか?いや、見せるべきだと思う。食肉産業、遺伝子組み換え、色んな大人事情について一気に感じ取れるのに。

それにしてもポン・ジュ
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あまくない砂糖の話(2015年製作の映画)

4.3

あらゆる不快な病状に悩まされているに是非とも見ていただきたい映画。病気じゃない人は病気になる前に観よう!糖質制限の前に砂糖を制限してみる。絶大な効果が現れる事を保障します。それは鑑賞後に試した自分の経>>続きを読む

シライサン(2020年製作の映画)

3.1

乙一を知らない人からすれば、「これ『リング』みたいな話じゃん」にどうしてもなってしまう訳だが、ダークな乙一ファン(私)の視点では『リングみたいな....と言われることも計算尽くの彼の頭脳の深淵の裏側の>>続きを読む

性の劇薬(2020年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

『これ原作漫画?』と開始早々に感じた。全部見終わった後で違和感を抱いたストーリー展開は、調べた所によれば全て映画版での改編だったようだ。映画の中では、前半戦で桂木が徹底的に調教され(BL実践編みたいな>>続きを読む

影裏(2020年製作の映画)

3.2

萌え、ひたすらに萌え、超〜エモい

後半入るくらいまでが素晴らしい。台詞がほぼ無いあの感じで最後までいけたら良かったのにと思う。ミステリー映画としては星は1個。意外性も驚きも重さも感じなかったので。松
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きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

3.7

まだ見てない人へ
韓国映画『ただ君だけ』をどうか先に。
リメイクですが、かなり忠実に再現出来てます。例えば、あの階段のアパートメントとか、駐車場の管理人室とか、闇賭博試合の感じ。

気になったのは、や
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

2.4

あれから4年後。その4年前の作品が大好き過ぎたので、それを頭に入れて意識しながら比較しながら見たら泣ける程面白くなかった。

続編だと思わなければ楽しめるらしい。

あーあ。

けれどCGの荒さも目立
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アフター・アース(2013年製作の映画)

1.9

ハリウッドの大スターの願いなら何でも叶うんだな....と思ってしまう作品。主演のジェイデン・スミス(息子)が悪いわけじゃ無いし、嫌いとかは別にないんだけど。
ウイル・スミス親子の出演料が8割、残り2割
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DOOM ドゥーム(2005年製作の映画)

2.3

筋骨隆々の登場人物は近未来なのに超重量級の武器をガッチリ持って(最初からずっと持ったまま)戦いへ挑む。肝心な宇宙空間移動はササっと秒で済ませる。美しい顔をした主人公が案の定アレする話。

ラスト22分
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娼年(2018年製作の映画)

1.6

このレビューはネタバレを含みます

娼夫(男娼)を題材とした映画。以下とても不愉快な悪口コメントしかしてませんので、この映画がお好きな方は絶対読まないで下さい。

まず、石田衣良のファンには全然オススメ出来ない。娼年・逝年・爽年の三部作
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レフト・ビハインド(2014年製作の映画)

1.6

サラサラ〜っと観てしまった。始まりから40分まではドキドキもあって好きな感じなんだけど「え?残り時間でどう纏めるのよ?」と思ったら案の定の展開過ぎて驚く。ニコラス・ケイジでなければ公開すら出来ないと思>>続きを読む

LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

2.8

ピアノで言うならばハノンやツェルニーの様な、指慣らし的に習作として作られたのではないか?と勝手に思ってしまう感じのリュック・ベッソンの作品。つまりかなり軽い。

だがしかし、主人公は魅力的でカッコいい
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君が描く光/ケチュンばあちゃん(2016年製作の映画)

4.1

舞台は済州島、祖母役が『初恋』『ホテリアー』など韓国ドラマ好きで知らない人は一人も居ないユン・ヨジュン、そして孫娘役は若手No.1で間違いないキム・ゴウン(韓国の女優さんで一番好き)。もうそれだけで面>>続きを読む

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