そわそわと一処に落ち着かず、絶えず刺激を求める年頃の男の子が、バックパック先で、そんな渡り鳥達の天国の場所、ビーチがある島に存在すると耳にして…
当初、ダニーボイル監督はこれまで自作に何度も起用してきたユアン・マクレガーをこの作品でも使おうとしたけれど、より集客力のあるレオナルド・ディカプリオで配給会社側がゴーサインをだし、結果コケてしまった映画らしいのですが、年齢的にも、話の漠然としたテイスト的にも、レオ様でしっくりいったんじゃないかと思いました。ただ、リチャードのゲームというなんとも愉快なシーンをユアンバージョンでもみてみたかったですが…(笑)
世間の歯車の中で普通にくらす人生の少し前に、こんな体験をしたら、なんだか本当に虚脱感を味わいそうです。そこがどんなに楽園でも、人間と人間がすみだしたら、色々な意味で楽園ではなくなるんだなぁ…
リチャードとヒロインがあんだけイチャついてた時は仕事をしなかった親切設計なサメが何故かツボでした。
