高校生の時に観て、その時はピンと来なかったのですが、あれから20年、久々に観て凄く良かったです。
あの時は何がピンとこなかったのか…とても謎ですが、やっぱり子供の自分にとっては未知すぎる世界だったのかも。
ビーチはまるで小さな国家のようでした。
誰かが甘い蜜を吸うためには犠牲になる者が出たり、それに対しての反逆者が出たり、隣国(マリファナ農家)との関係だったり。
凝縮された世界観。
なのに、ラストは何だか青春の1ページが確実に終わっていくような、寂しい喪失感があって、やはりダニー・ボイルの描く青春像って非リアルの中のリアル感が凄いなと、思い知らされました(久々にトレイン・スポッティング観るか…！)。
序盤の、マンネリ化したバックパッカーのレオナルド・ディカプリオも良かったです。
安宿で怪しい男から掴んだ「何かを変えてくれそうな」情報と地図、そこからワクワクする旅がスタートする！
