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邂逅(めぐりあい)のBOBのレビュー・感想・評価

邂逅(めぐりあい)(1939年製作の映画)
3.8
元祖『めぐりあい』。

アメリカ人大富豪の令嬢と婚約を結んでいるフランス人プレイボーイ。アメリカへ向かう豪華客船にて、ナイトクラブの歌手と恋に落ちる。

"wishes are the dreams we dream when we're awake."

紳士淑女のラブストーリー。いわゆる王道ストーリーではあるが、素敵なものは素敵。温かく優しい気持ちになれた。主人公がプレイボーイ感の少ないプレイボーイである所が好感ポイント。

個人的にお祖母さんの家を二人が訪ねるシーンが好きだった。孫を心配する祖母としての姿、若い女性を気遣う人生の先輩としての姿。そして、「汽笛は嫌いよ」という別れのシーン。約束のプレゼントにもグッときた。

終盤、少し停滞気味な気はした。

ドアに映るエンパイア・ステート・ビルと鏡に映る絵画が印象的。

57年版も観てみよう。

"It's a funny thing, but the things we like best are either illegal, immoral or fattening."

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