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窓・ベッドルームの女のとぽとぽのレビュー・感想・評価

窓・ベッドルームの女(1986年製作の映画)
3.0
奴はまたやる!犯罪目撃モノからの濡れ衣冤罪証明プロット?

真実を言うのは簡単じゃない。あなたの言葉は私の言葉。デ・パルマほどの全力ヒッチコック愛は見られないかもしれないけど、間違いなくそういう系譜のサスペンス作品。
そう、タイトル通りの作品で演じるのはイザベル・ユペール。一番刺激的な夜になったわ。証言できない不倫相手 = 上司の妻に代わって見てもない事件を証言することになるという、一風変わって新鮮な着目点の"犯罪(殺人)目撃"モノ。こういうのは基本巻き込まれ型+αで少しの興味・好奇心から発見な気もするけど、今回は結構自分からグイグイ行ってるのでは?そんな勝手に尾行して、このメチャクチャなアイデアを思いついては実行する主人公がいいキャラしている。見るからにこういうことしでかしそうだもん、自分で首絞めていく結果に。
不倫や男女の泥沼と裁判の相性はいいらしい。連続殺人事件の犯人を刑務所送りにするはずが、コンタクトは初耳だった。ロマンチックかバカなのか?はたまた人として正しい行いをしようとするアツい正義感か、ただの良い格好したい自己顕示欲か?今回は慎重に動くからまだ逮捕しない。警察動かないなら自分でやるよ精神!

「一人で頑張って、私もそうするわ」私、視力はいいもの「なぜ君は僕を疑わないの?」愛?少しのぼせてただけさ。オモチャだった
勝手に関連作『ミッドナイト・クロス』『カンバーせーション盗聴』『推定無罪』
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