ぱぁちゃん

拳銃王のぱぁちゃんのレビュー・感想・評価

拳銃王(1950年製作の映画)
4.2
見事なストーリー展開。間違いない傑作。音楽を使わないリアリズム。
君は有名になりすぎた……
このヘンリー・キングの演出に、派手な撃ち合いがあるわけでもないのに、西部劇に含まれる様々なリアル要素が秀逸。特に、子供達が憧れるスーパースターという描写が凄く好きだった。人殺し=悪党なんだが、このラストにしても、この時代、そう成らざるを得なかった哀愁が、西部劇好きな私を震えさせる。ジョニーリンゴを殺したチンピラを殴り倒す保安官…… 感動!