バカチンスキー

惑星ソラリスのバカチンスキーのレビュー・感想・評価

惑星ソラリス(1972年製作の映画)
3.0
タルコフスキーの事は彼が撮ったポラロイド写真から知った、かなり珍しいタイプだと思う、なので見た。
哲学的とか難解とか色々言われてるけど問題はそこじゃないんだ。ストーリー自体に難しいところは一つもない。けどブリューゲル(多分)の絵を10分も見つめるな。何をすんのもやったらめったら長いのよ。この映画をキュッってしたら1時間になると思う。あと妻がクソメンヘラすぎてずっとイライラしてた。ニュートリノ(多分)で出来てるコピーの存在が、感情の塊みたいなメンヘラになるのは確かに考えさせられるところはあるけど……主人公も主人公だよ絶対あんな見えてる地雷みたいな妻止めた方がいいって。ソラリスで父親に謝ってる(多分)場合じゃないって。
でも毎回キメキメの映像とか、恐怖を煽る音や要領を得ない会話、近未来ロシア(日本)、繰り返される水のイメージはとても良かった。