惑星ソラリスの作品情報・感想・評価

「惑星ソラリス」に投稿された感想・評価

SAZ

SAZの感想・評価

3.4
宇宙のどこかにある、惑星ソラリスを、「科学的目的」で調査する男たちの話。そこで男たちは、生きている人間の記憶を引き出し、周囲のニュートリノによってその記憶を完璧に物質化されるという現象に悩まされる。
これを見ると、人間がいかに神に近づいたのか、そして死者の命を蘇らせることや不死がこれまでいかに人間の悲願であってきたか、そしてさらにそれは決して人間風情の精神構造ではできないことかがよくわかる作品。
しかし、当時から科学はさらに進歩し、理論上は体の一部から有機生物を作成できるに近しくなってきた。今後も科学は人間の幸福追求のために発展し続け、この分野への関心は決して失われないだろう。
でもおそらくきっと、私たちの世界は決して惑星ソラリスのようにはならない(そしてなることはできない)だろう。
ソラリスの物質化はSF 的で神秘的
多義的な要素が目的やテーマすら変化させるのが面白いです
心象風景に葛藤や救済を表し
さりげない宗教色で重さを演出

「鏡」や「ノスタルジア」に
通じるイメージや思想があります
自然主義な色彩感覚も素晴らしいです

荒れたステーション内は船員の心境や
人工物を嫌う監督の気質の表れ?
(他作品では人工物を水に沈めたり焼いたりしてます!)
【人は失いやすいものに愛を注ぐ 自分自身 女性 祖国…】監督自身の未来を予言したような台詞にビックリです

ストーカーがゾーンの囚人であれば
クリスはソラリス囚人ですね

30秒間の浮遊してみたい🐶♪
た

たの感想・評価

3.9
インターステラー、インセプション
に似てる。この2作見てたら、わかりやすいかも
harumi

harumiの感想・評価

-
記憶に名前を付けるところまではきっとみんながやっていた 形にできてしまったらそれはとってもすごいことで、それ以上にこわいことだな
Yuka

Yukaの感想・評価

5.0
文系サイエンスフィクションすぎて本当ミスマッチなんだけど、

自分的にはこれがSF映画の頂点
人間と地球の謎だけで十分

宇宙ステーションの中で木の葉の音か...

最後の10分、一気に深い眠りに入っていって残り5分くらいで目が覚めたら音が立体音声に聴こえてすごかった...一瞬ひどい耳鳴りかと思いました。

睡眠は本当に全人類に対して平等です
Yoshiki

Yoshikiの感想・評価

4.6
映画館で五感をフルに活用させて観たい。
徐々に形を変える海や海が知性を持つという発想、バッハの電子音楽、宇宙ステーションのインダストリアルな内装、全部かっこよかった。
SFの範疇にとどまらない、切ない気持ちにもさせてくれる。
nnm

nnmの感想・評価

3.8
>あらすじ
人間の潜在意識を物質化させる海に囲まれた惑星ソラリス。主人公クリスが出会ったのは、愛する妻だった。

内容は頭に入ってこなかったけど、それくらい映像と美術が良くて。雰囲気だけ楽しみました。細かい部分理解できたら、もう少し楽しめそう。
未来都市ソラリス。日本の建築を絶賛していたというタルコフスキーは出来上がって間もない日本の首都高を未来都市として長々と撮る。ちょっと誇らしい。

惑星ソラリスで不具合が起こったため主人公クリスが地球からソラリスへ出向く。しかし宇宙船の船内で彼は10年前に自殺したある人に遭遇する…。

ニュートリノやクローン、脳波、放射線を海に照射…シンプルな物語にこれらの苦手ワードが修飾されているからか難解な印象を受けるけれども最後まで興味深く観ることができた。更にドストエフスキーとトルストイの名も登場し哲学的な観点も余すところなく描出されている。

今作も水や立ちこめる霧の映像、画角のこだわりにハッ!とさせられた。
angelica

angelicaの感想・評価

3.3
原作が好き
原作も頭混乱するが
実写見て具体化するとともにやっぱり混乱して好き
Rjork

Rjorkの感想・評価

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メモ台詞

トルストイは苦しむ。
人類を愛することができないと。
僕も人を愛する。
しかし愛とは感じることができても
具体的に説明するのは困難な概念だ
人は失いやすいものに愛を注ぐ。
自分自身、女性、祖国。
だが人類や地球までは愛の対象としない
もしかしたら我々は人類愛を実感するためにここに来たのかもしれない

恐怖じゃない 恥のために死んだ
恥が無ければ人類は救われない
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