惑星ソラリスの作品情報・感想・評価

「惑星ソラリス」に投稿された感想・評価

蒼

蒼の感想・評価

3.5
2018/5/14
映像で見るとかなりホラーだ。ハリーの実体感は、小説を読んだだけではここまで身に迫る感じは受けなかったので、さすが映画だと思う。でもなぁ、ハリーとのドラマ部分がメインになってしまっているので、全体としては小説とは別物で、あの「ソラリス」の面白さはないんだなぁ。
意味わからないんだけど、その意味のわからなさが不気味でいい。2001年宇宙の旅よりこっちの方が好き。
タルコフスキー2作目。
また門前払いを喰らったよう。わ、わからない…

未来都市ソラリス。日本の建築を絶賛していたというタルコフスキーは出来上がって間もない日本の首都高を未来都市として長々と撮る。ちょっと誇らしい。

惑星ソラリスで不具合が起こったため主人公クリスが地球からソラリスへ出向く。しかし宇宙船の船内で彼は10年前に自殺したある人に遭遇する…。

ニュートリノやクローン、脳波、放射線を海に照射…シンプルな物語にこれらの苦手ワードが修飾されているからか難解な印象を受けるけれども最後まで興味深く観ることができた。更にドストエフスキーとトルストイの名も登場し哲学的な観点も余すところなく描出されている。

今作も水や立ちこめる霧の映像、画角のこだわりにハッ!とさせられた。
とと

ととの感想・評価

4.0
哲学的な葛藤がふんだんに盛り込まれている印象的なラスト。
そしてまた冒頭へ。
そんな無限ループを繰り返すクリスを、安全地帯から見守るのだが、眠気に何度もやられてしまった。さすがタルコフスキー監督。

惑星ソラリスによって作られたハリーは、感情が芽生えてくる内に苦悩を抱えるようになり、より人間らしくなっていく。

どう捉えたらいいのか、観終わった後も困惑している。のに、虜になる不思議ーな作品。

愛とは
人間とは
感情とは
生きるとは
惑星ソラリスとは

そんなことも考えながらソラリスの海の渦に飲み込まれていく感覚は嫌いじゃない。

理解できる年齢になったらまた観たい。
ka28mar

ka28marの感想・評価

2.7
敵対するものとか
克服するものとか。
具象とか抽象とか。

眠くなるほど冗長で
意味があるのかないのか。
意味を見出そうとすればするほど
分からない…
そして眠くなるw

そんなことを夢で思ったのか。
見せられたのかw

[R_SF]
やまう

やまうの感想・評価

4.1
人間の内なる宇宙または海への侵入。

「2001年 宇宙の旅」へのアンサー作品と聞いて別角度からのスタイリッシュSFホラーを期待したのに、造形デザインが地味すぎる上に主人公が不潔でかなり内的なお話じゃねーかってなったけど批判的な意味でのアンサーなのね。

水使いタルコフスキーの水への執着が凄すぎてこれ以上ない程の水属性作品でその使い方に溺れる。

1970年の日本の首都高がロシアの未来都市設定。
umi

umiの感想・評価

-

友達と気が遠くなる思いで見切って、一人だったら無理だったよとお互いを褒めあうという映画体験。登場人物誰にも共感できないし好きになれないのが辛い…

タルコフスキー好きって言えたらかっこよくなれる気がするんだけど、私はかっこ悪いままでいいや。
二晩かけて何度も睡魔に襲われながらDVDを巻き戻しての再鑑賞…。旧ソ連映画を代表、牽引してきたタルコフスキー作品だけに、今回はしっかり理解を深めたかったが、凡人には宇宙の映像美以外はなかなかしっくりこずやはり難解だった…。
ポーランドのSF作家スタニスラフ・レムの長編小説「ソラリスの陽のもとに」を映画化。人間の潜在意識を探り出して実体化する“海”が存在する惑星で極限状況に置かれた人間の姿を描く。しかし、原作と異なるシーンが多く、レムとタルコフスキーは大喧嘩し、仲違いしたエピソードもあるそう。私はタルコフスキーでは、ソ連から亡命して制作した『ノスタルジア』(1983)のほうが好みかな。
無重力のシーン、触れた燭台がフワリとシャンデリアにあたってシャンデリアがチリンと揺れるシーンの美しさ。

“恥の意識がなければ人類は救われない”
示唆に富むひとこと
Seikichi

Seikichiの感想・評価

3.8
ラストを見るためだけの映画。ストーカーよりはまだ見やすかった。
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