惑星ソラリスでは人間の内にある罪の意識などが物質化し、そのものと対峙することになるが、一方でそこから抜け出せるかは己次第であるSF映画。
全然ふざけてないので私はもっと映画はエンタメであってほしいと…
20年以上、いや、25年近く前、タルコフスキーにドはまりしていた流れで、本作を観た。のだが、当時の僕の好きな、同監督の『ノスタルジア』や、『サクリファイス』と似た厨二的雰囲気を持っている本作でありな…
>>続きを読む2001年宇宙の旅が好きでこの映画を見たけど、あんまり刺さらなかった。
序盤のソラリスの説明ですごく興奮したのに、後半に行くにつれて主人公の愛や、贖罪とかについての見解になっていって、ソラリスという…
目黒シネマで。久しぶりに見た。ほとんど寝なかった。ラストショットは生涯ベスト級。今の目で見ると原作に忠実というよりもかなりタルコフスキー的解釈に寄ってるんだなーと思う。情緒成分、ノスタルジー成分多め…
>>続きを読む(2025.10.15.@目黒シネマ)
「惑星ソラリス」
宇宙船という舞台設定を作り出しておきながら非常にミニマルなことをする。記憶、感情との向き合い。
他の搭乗者は他者というより分裂した自己。こ…
DVDも持っているくらい好きな作品ではあったけど、劇場で観ると水音の豊かな表情とか、映画的(退屈)時間への没入具合とか、様々な点で全く違う映画として受け止められた。水の執拗なショットを通じて、リズム…
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