山間の一軒家に父母と暮らす心理学者で、惑星ソラリスを探索する宇宙ステーション「プロメテウス」で起こる不思議な現象調査のため宇宙へ飛び立ったクリス・ケルヴィン。口数少ない二人の科学者から有益な情報を聞…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
タルコフスキーの作品は交響曲に似ていると思うことがよくある。
彼が作品に好んで用いたのはJ.S.バッハ(1685-1750年)ではあるものの、その内実に近いのはアントン・ブルックナー(1824-1…
【きっかけ】 なんとなく
※スコア0の時 観たけど何も覚えていない
SFにハマっていた頃の苦行、荒業の通過点。
首都高が流れるという蘊蓄をSFに詳しい友達が語ってくれていたがレンタルビデオで1人で…
・ソラリスは現代で言うとchatGPTなどの生成AIと置き換えられるのではないだろうか
・「記憶の中で生きる」という概念が拡張し己に侵食していくさま
・無条件の愛?でもそれってなに?
・母
・存在す…
『ストーカー』のゾーンと惑星がほぼ同じということか。人の潜在意識に潜む望みを具現化する。惑星ソラリスはその惑星を覆う海が知性を持った有機体で、それがステーション内に客を送り込んでくる。ケルヴィンは自…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
冒頭の水草が映るカットから、その色使いと静謐な空気感に惹かれた。宇宙ステーションに入ってからは延々と不気味な室内劇が続き、これがまた長いけど何故か観れる。長回しのカメラワーク、フレームアウトした先で…
>>続きを読む