えりみ

セルピコのえりみのレビュー・感想・評価

セルピコ(1973年製作の映画)
4.0
WOWOW録画。
パッケージからモノクロ映画やと思って敬遠してたけどカラービスタサイズの作品でした😅
名前はよく聞くけど見た事あんまり無い社会派の巨匠。
アル・パチーノ出演作は結構みてると思う「狼たちの午後」は全くハマらんかったけど本作は良かった。
アル・パチーノが若い(1973年)‼
若い頃は正義感溢れる役もやってたのね😌
これ実話ネタなのね😮
アル・パチーノは撮影前にセルピコ本人と三週間一緒に暮らしたとか😯
撃たれて瀕死の状態で物語はスタート。
最後の方から始まって、遡っていくパターンのヤツ🚬

フランク・セルピコ
靴の修理屋の次男坊。5ドルで買った仔犬のむく犬(オールドイングリッシュシープドッグ)と一人暮らし。
警察官やりながら大学にも通ってる。
体は小さいし声も全然貫禄無い、軽い。マンハッタン82分署で制服警官としてスタート、まだ髭も生やしてない👮
正義感とヤル気に燃える新人は
ローカルルール(食堂でタカリ、収賄)を無視して同僚に煙たがられている。
いつの間にか配属されて2年、展開早いな💦
口髭生やし出しアルフィー🐶もでかくなった。
早く刑事になりたくて93分署に転勤。
見た目で損してるなぁ、制服警官に誤射される始末😅
マリファナ講習で本物体験してラリった者同士で意気投合、彼は内務調査官😲出世は実力やない🚬政治力やって言われてる😓
此処でも初日から賄賂の分前が😨
部長に相談しても無視される組織ぐるみの悪習。
ブロンクス第7地区の49分署はクリーンやからっていわれて転勤してきた…
けど毎月の配当が800ドルて😨
ひとつの分署で年間25万ドル😲が動くの⁉
そら告発したところでそう簡単にはキレイに無くなりはせえへんよね。
イライラしたセルピコ、オウムまで飼い出したよ🐦
イライラを彼女にぶつけるのはどうかと思うよ。
単独で張り込みの末、イタリアンギャングを一人逮捕したが、当の本人は刑事部屋で余裕。それみたセルピコブチ切れ💢
ここが中盤の見せ場かな。
なんぼなんでも、コップキラーを庇うのはどうかと思うから🚬流石にセルピコに同情。
1年半もたらい回しにされラビの扮装で独り捜査中に呼び出し。外部機関に収賄体質を漏らしたのが上層部は気に入らんらしい。
2人目の彼女にも振られ💔
どんどんヒッピーな身なりになっていくが、だんだん魅力的になってきたアル・パチーノ😃
警視総監には「あいつには絶対に金色バッチやらんっ」て明言されてしもた😩
どんどん追い詰められるセルピコ
また転勤、南ブルックリンの8分署は退職した警官が集金しているという隠蔽工作も大がかり。動く金も桁違い💰
警察上部もダメ
市長に直訴してもダメで
遂にニューヨークタイムズにリーク📰
焦燥感溢れる射撃訓練のシーン良いわぁ🔫
一番ヤバいと云われる麻薬課に配属され早々に脅かされる。
そして遂に…

念願の金色バッチを手にしても
「顔を撃たれた馬鹿な巡査だからですか❓」
船着き場で牧歌的なエンディングを迎えても、その後テロップを見ても、虚しさが残るだけ。
同調圧力に屈せず信念を貫き通して生きるのってホンマ大変よねぇ
わしには到底無理ポ🚬
えりみ

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