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やさしい嘘と贈り物のxavierのレビュー・感想・評価

やさしい嘘と贈り物(2008年製作の映画)
3.7
優しい嘘と切ない秘密を知ったとき最もピュアな涙が零れ落ちる…
小さな町に一人で暮らす老人ロバートは孤独な日々を過ごしていた。そんなある日メアリーという女性と出会い、彼の味気のない日常は心ときめく日々へと変わっていく
そして職場の若き共同経営者のマイクやメアリーの娘アレックスなどの周囲の強力もあって二人は順調に愛を育んでいく。しかしロバートは毎晩のように悪夢にうなされていた…
ストーリーはこんな感じ
韓国でリメイクされた"チャンス商会"のオリジナルとなる作品。

物語の大半はおじいちゃんとおばあちゃんのラブストーリー。何か微笑ましいんだわメアリーとロバートが。で、そんな2人の周囲も余計なお世話を焼きながらも暖かく見守っている感じで良いんだよね。
特にロバートの務めるスーパーの経営者のマイクは積極的に応援してるんだよね。
何かとあれば相談に乗ったり、メアリーへのクリスマスプレゼントを一緒に買いに行ったりとかね。そんなマイクらの活躍(?)もあり、2人はいい感じの雰囲気に…

こんな感じでほんわか進むのかなぁ?って思っていたら、残り20分からの展開!ビックリだったし泣けたね。
何気ないシーンにラストへの伏線が張られてるんだよね。"そう言えば、あの時!"とか"何であんな寂しげな表情?"と思うことがあったもんな。そしてそれが明らかになった時、心が揺さぶられたなぁ。

多分、初見で観たらもっと心が揺さぶられたかもしれないけど、自分はその前に"チャンス商会"を観ていたので話を知ってる分、響かなかったところもあったしね。
それに韓国版とオリジナル版、ラストの展開が違うもんな。個人的には韓国版の終わり方が好き。エモくてすっごい心を揺さぶられたしね。オリジナルの方は、そこら辺がアッサリしてるしね。
そこはちょっと残念な感じもあったけどね
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