社長

花形選手の社長のレビュー・感想・評価

花形選手(1937年製作の映画)
3.6
行進の中で増え、ずらりと続いていく隊列という被写体の物理的なありようが楽しい。休憩や分宿で散らばっていくことで個々のドラマが生まれる。
一列で進み、川に出ると広がって渡っていく学生たちに、西部劇的なダイナミズムを感じた。
ライバルという一対一の関係に収まるには浮いている笠智衆の存在感。
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