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ロスト・ワールドのhatoのレビュー・感想・評価

ロスト・ワールド(1925年製作の映画)
3.6
「導入は丁寧なのに締めが雑」
「アロサウルスがいくら何でも狂暴すぎる」
「謎の猿人みたいなやついらんくね」
みたいに粗はいくつもあったけどぜんぶ、特撮と動物の演技を見せるために敢えて背負った欠点でもあった。
まさに特撮の祖。ストップモーションで動く恐竜は基本的にはかわいらしいけど、顔のアップはちゃんと恐い。

『ジュラシック・パーク』シリーズと比較して見ても色々面白い。主人公たちは恐竜を捕まえる側の人間で、ジュラパだと悪人として描かれるような奴ら。
最終的に恐怖の対象としてメインに置かれるのは、草食恐竜のブロントサウルス。肉食恐竜の狂暴性とかよりもシンプルに巨体であるが故の恐ろしさ、そういやジュラパシリーズではみたことなかったかも?ワールドのモササウルスでようやく感じたぐらい。
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