時代的に技術も発展途上で、鳥の表現方法が限られているにもかかわらず、しっかり怖さを演出しているのは流石でしかない。
もう少し説明が欲しかったなと思う反面、ヒッチコックにとっては「ラブバード」で十分説明したつもりなのかもしれないなとも思う。
というのも、よくよく考えてみると、「サイコ」においても加害者がサイコだったという説明だけなのだから。サイコが何たるかということが知られた今だから（というか「サイコ」という作品があるから）、その説明で理解できるが、意外と論理的ではない。
そう思うと、一語で片づけているという点は同じなのかもしれない。
まあヒッチコックがどう考えていたかは知らないが、このホラーの古典感はたまらなく良い。（ホラー好きじゃないんですけどね笑）
