青が散る

鳥の青が散るのレビュー・感想・評価

(1963年製作の映画)
3.6
圧倒的な数で襲ってくる鳥のトラウマ級の気持ち悪さが最高です。今見るとやや冗長に感じる部分もありましたが、技術の無かった頃の映像でも恐ろしく感じる演出が素晴らしいです。特にクライマックスのパニックシーンは鳥肌モノです。鳥だけに。恋愛映画から路線変更しつつ徐々に不気味なパニック映画に切り替わるストーリーも見事ですね。なぜ鳥が襲い始めたのかという理由を明らかにせずに終わる不安感も良い味を出してます。しばらくは鳥を見るのが嫌になりそうです。
青が散る

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