「自己肯定感を高める映画」「落ち込んでいる時に観ると元気が出る映画」と聞いて観賞。
単刀直入に言って自己肯定感どん底な人は見ないほうがいい。わたしはさらに落ち込んで号泣してしまった。レンタル料を返して欲しい。こんな映画観なければよかった。
無意識に自分と主人公を勝手に比較してメソメソする自分が情けなく思えてくる。やはりこういう前向きでストイックで自分を持っている人だけが人生を謳歌するのだろう。
これを見て明日から頑張ろうなんて1ミリも思えなかったし元気も貰えなかった。むしろ落ち込んだ。なんならバッドエンドを望むぐらい嫌になってしまった。
主人公の女の子が美人でスタイルも良くお金持ちでブロンドヘアでファッションや美容に興味を持っていてクラスでも中心的な人物で、ここら辺ぐらいからもう無理。そりゃ何したって人生うまくいく。
弁護士に言い寄られて「みんな私の外見しか見ない。セックスの対象でしか見ていない。」と言っていて、外見でずっと馬鹿にされてきたわたしにとって普通に羨ましいなと思ってしまった。
あとブロンドは金持ちでおしゃれなイメージに対してブルネットは真面目で学歴が高いイメージみたいなのも私的には嫌だった。ブロンドの偏見を無くす為に作った映画ならばブランド以外の偏見をなくした映画をつくるべきなのでは
