このレビューはネタバレを含みます
2022.130 *217
夏の終わりには決まってこれを観る。
夏休みとか絵日記とかなんてもう10年以上昔の思い出だけど、
この映画を観ると心だけは小学生の夏休みに戻れる。
そして久石譲の音楽がとても良い。
この音楽だから何度も観てしまう。
特に、「Rain」という曲が途中からsummerのメロディーに切り替わるところが天才。
作中では、菊次郎がバス停で正男の母親のことを聞き、「こいつも俺と一緒か」と呟いて、本気で母のもとへ連れて行ってやろうと思うようになる場面。
雨はあがり、ここから「菊次郎の」夏が始まる。