いけけん

二百三高地のいけけんのレビュー・感想・評価

二百三高地(1980年製作の映画)
4.4
小学生の時にテレビで見て、とても印象に残っていた映画でした。改めて鑑賞してみると、やはり、素晴らしい映画でした。感動の大作です。とにかく俳優陣の迫力の演技が素晴らしすぎる。最近の邦画とは比べ物にならない。乃木大将の人間性、明治天皇の威厳もうまく描写されていた。このような映画をこれからも作って欲しいです。
日本軍に関する映画を見て、常々感じるのは、白兵戦重視の突撃戦法はどうにかならなかったのかということです。
この戦法は、大東亜戦争終了まで変わりませんでした。
物資が少ないのはわかりますが、トーチカの機関銃陣地に向かって、突撃すると全滅するのは目に見えています。
この反省を次に活かせなかったのが残念です。
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