二百三高地の作品情報・感想・評価・動画配信

二百三高地1980年製作の映画)

製作国:

上映時間:181分

ジャンル:

3.7

あらすじ

「二百三高地」に投稿された感想・評価

jiyo

jiyoの感想・評価

3.8
迫力がすごい。仲代さん、丹羽さん、あおいさん等昔の俳優が醸し出すオーラが尋常じゃない。仲代登場のシーン、ただ歩いて扉に入るだけでどこか迫力があった。鷹のような鋭い目が印象深い。

戦地に向かうそれぞれの男の状況。妻を亡くし、子供を残す父親の姿はかなり心打たれた。

明治時代まだ武士の名残が残っている時代だからこそ、理想の死にかたを選びたい。そんな武士道を感じた。

日露戦争が凄くわかりやすい。
大昔、映画館で公開時に観ました。涙なくして見れない、凄惨な場面が戦闘シーンでめじろ押しで、現在に至るまでプライベートライアン、ハクソーリッジと並ぶ戦闘シーンが壮絶な戦争映画でした。
tombi

tombiの感想・評価

4.0
往年の名優達の深く哀しく鬼気迫る演技、胸をえぐる描写で戦争の愚かさを映しだし、心に刻まれるサウンドトラックで涙腺せやられて。。。
これは名作だと思います。夏目雅子さんの美しさが際立っていて、余計泣た。
左衛門

左衛門の感想・評価

4.0
日本の戦争映画の傑作。
3時間は長いし疲れる。ただその分余裕を持って、丁寧に描かれているから安心🐥
1時間30分のあたり(さだまさしさんのミスマッチな歌が流れるところ)でちょうど前後半に分割できるので、長いのしんどい人には後半だけでもいいかも。
日露戦争の旅順攻略を、乃木将軍、陸軍目線で描いた作品。80年代の作品なので、CGなしの爆破シーンは昔のゴジラみたいな模型がボカンボカンするものが多いし、銃声も初代プレステかよってくらいペラペラでチュンチュンなんだけど、そんなのも気にならないほど、映画としての完成度が高い。
いわゆる司馬史観をベースに、二百三高地制圧までのドラマが、すげえ役者さんたちのすげえ演技で、本気で表現されている。三船敏郎の明治天皇、森繁久弥の伊藤博文、挙げだしたらキリがないけど、なんといっても仲代達矢の乃木将軍と丹波哲郎の児玉源太郎がすげえ。まじですげえ。
後半も後半、坂の上の雲でもおなじみの児玉が乃木の元へ訪れるシーン、ボロボロのあばら家で「元老会議じゃ」といって人払いをしてからがほんとに見所。
刀からサーベルに変わっても、戦場では侍であり続けた明治期の軍人像を、現場と指揮との衝突を混じえながら見事に描ききった傑作。
司馬遼太郎ファンの大好物、伊地知が児玉にめちゃくちゃお説教されるところもあるので、おすすめの4点評価✍️(興味ない人からしたらまじクソつまんない映画だと思います)
大豆晴

大豆晴の感想・評価

3.7
テレビのない生活を長年続けており、暇も出来たのですが知らずして批判してもいかんので最近は3.11と原子力関連の書籍を読んでいたので4日がかりで鑑賞。

【兵站】
やはりここでも重要なのは
【兵站】

【蹂躙】 
どちら側も他国で 
【蹂躙】

何故か長州弁は出ず
…でごわすは出てくる不思議。
ごわすと言う人はすべからく西郷どんに似ている不思議。

トラ!トラ!トラ!もこちらも名作と呼ばれていたがこの頃は勉強しなければついていけなかった状況で映画も本も音楽も兎に角文化的な生活は放棄していたのでごっそりと抜け落ちている。

結果は反戦のお話でした。

生きてこそ。

さだまさしさんもその心を唄っておりました。

勝てば官軍、負ければ賊軍ぐらいにコロコロと乃木将軍の評価が変わっていく描写も今に通ずるところがあり秀逸でした。

戦闘物は好きです。
が 戦争は嫌です。
晴矢龍

晴矢龍の感想・評価

4.5
戦争危機の少ない時代や国では、戦争映画の意味を深く捉えることができることは難しいかもしれません。
ですが、この作品は、簡潔で想い溢れるセリフ、愚直で真っ直ぐなカット割に、伝えることに命をかけているような俳優陣により、いついかなる時代においても、戦争は悲惨で、日々の幸せは大切にしなければならないと、初めから最後まで表現されているような気がしました。
確かに、防人の詩や、シルエットでの涙など、感傷を狙いとし、お涙頂戴の場面もあるのかもしれません、だからといってそれをことさらに引き伸ばし、繰り返し押し付けてくるような現代の薄い作品とは、比べるべくもないほど、情感に溢れています。
冷感を気取ることなく、心を開いて鑑賞することにしっかりと耐え得る、日本映画屈指の映画でした。

現代に生きる映画人、俳優は、学ぶものが非常に多い作品でしょう。
私も、改めて映画の力を思い知らされました。
悲惨。撮るのすごく時間がかかったと思う。休戦時に酒を酌み交わす様子が印象的だった。
トルストイを敬愛する主人公が、徐々に豹変し、最後はロシア人憎しと死んでいく様が狂気。
日本軍は突っ込んでいくばかりで戦略もクソもない。ただただ闇雲に突っ込んでは死んでいくのが悲しかった。二百三高地を巡る争い、日露戦争はすごく犠牲の多かった戦いだと聞いてはいたけれどもここまで悲惨だったとは。人の命をなんだと思っているのか。
乃木希典に、一兵卒が「わしらは消耗品ですので!」と言った時の乃木の切なげな厳しい顔は忘れられない。
よくこんな戦争をしたものだ。しかも中国、朝鮮の土地で。乃木将軍は日露戦争の英雄としか知らないが、本土決戦ならいざ知らず、こんな無謀な作戦だったとは。作品としては3時間を超えダラダラ感拭えず。しかも無謀な突撃と殺戮の連続で変化に乏しい。でも俳優陣は大物勢揃いでびっくり。 亡き俳優人も多いね。
日露戦争。常備兵力 日本20万人、ロシア300万人。旅順要塞の攻防で『ゴールデンカムイ』に出てきた激戦地「二百三高地」の攻略がよく分かった。旭川第7師団はちょっとしか出てこなかった。

戦闘中に24時間休戦ってのがあって日本は武士道精神、ロシアは騎士道精神に則って戦闘は一時中断。お互い酒を交わしたり物品を交換したりするが休戦が終わると「ロスケ」「猿」と罵ってまた殺し合い。第一次世界大戦の塹壕戦ではイギリス・ドイツ兵との間でクリスマスの日だけ「クリスマス休戦」があって同じような事をしていたのは史実として残ってるが日露戦争でも本当にそんな事があったんだろうか??

こちらも3時間の長丁場映画。そして丁度半分が過ぎた1時間30分のところで、さだまさし大先生の「防人の詩」が挿入歌としてインターバル変わりに流れ、昔の超大作っぽい構成になってました。
mtmt

mtmtの感想・評価

3.5
日露戦争における勝敗分岐点の一つ、203高地攻防を含めた旅順攻囲戦を史実通りに描いた歴史映画。主人公乃木希典大将は英雄ではなく、自らも自覚する老いて凡将となった人物として描かれている。多くの徴兵士卒を丁寧に描くことにより反戦映画としての骨格が貫かれていた。なお個人的には夏目雅子の美しさが最も印象的だった。
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