Casval

二百三高地のCasvalのレビュー・感想・評価

二百三高地(1980年製作の映画)
4.7
映画二百三高地を観ました。
乃木希典将軍役の仲代達矢さんの演技がもう、圧倒的すぎて(凄いって簡単に言ってはいけないような気さえしてくる。そんな気迫があった。)
乃木将軍を見ているだけで、苦しくなって涙が勝手に出てしまうくらい、ぐっときました。
目や表情が演技じゃなくて、本当にそこに生きている気さえしてきます。乃木将軍の人格者としての佇まい、突撃を繰り返し、大勢の部下を亡くしても木石に徹する苦悩とか
台詞がなくても心に訴えてくるんです。
魂が震えるってこういう事なんだなぁと思いました。
たくさん言いたい事があるのに簡単に文章にできないくらいです。
ゴールデンカムイがきっかけで二百三高地を知ったけれど、観て本当に本当によかったです。
Casval

Casval