好きと言っていいでしょう

デアデビルの好きと言っていいでしょうのレビュー・感想・評価

デアデビル(2003年製作の映画)
3.6
常にサングラスだったり、マーシャルアーツがあったり、ワイヤーアクションもあったりと、マトリックスの影響を受けた厨二病ヒーロー映画でした。またオープニングはティム・バートンのバットマンの感じもありました。

デアデビルもバットマンも顔の上半分をマスクで隠して、肝心のケツアゴは隠さないですが、これがベン・アフレックが演じるヒーローの特徴なんでしょうか。

この映画のヒロインのエレクトラは、初対面の盲目の人に対して、少しウザいからと殴りかかるという常識では考えれない破天荒さがありました。そこからはイチャイチャしたアクションが始まりますが、ベン・アフレックの構えがめちゃダサかったです。

ただ前半は楽しんで見てましたが、後半からはちょっとずつ雑さが出てきました。

悪役のコリン・ファレルが登場時間15分くらいの短い出演時間なので、キャラがかなり薄かったです。イキったお兄ちゃんにしか見えなかったです。ですがコリン・ファレルも短い時間なりに、インパクトを残そうと大げさなポーズをすごくしてました。
もう1人の悪役であるマイケル・クラーク・ダンカンも同じくらい短くて、このキャラに至っては強いのか弱いのかもよくわかりませんでした。

エレクトラの修行シーンでは、音楽が流れながら部屋に粉を撒き散らしてましたが、まさかのあっけない幕切れで退場してました。

この映画も完全版で見ましたが、ただただ長く感じるので通常で見る方が良かったです。