ワイルダー12本目。
深夜の告白。
ファムファタールもの。
タイトルの通り、深夜に告白。鬼気迫った形相で夜道猛スピードで車が走行する。たどり着いた高層ビルに脂汗をかいた男。
フィルムノワールさながらの雰囲気が漂う。
男が語り出す回想形式で物語は進んで行く構成はシンプルで無駄がなく、観ていてのめり込む。
マッチのくだりなど、天丼が繰り返されているのは妙に心地よく、ワイルダーらしい?のか。
物語の骨子は保険金殺人のいきさつとその後によって主人公がどのように告白まで行き着いたのか。
面白い。
残り317本