過去鑑賞済み。保険金目的で夫の殺害を企てた人妻と、それに協力する保険外交員を描いたサスペンス映画。1927年、実際に起きた保険金殺人事件「ルース・スナイダー事件」を基にしている。ビリー・ワイルダーも…
>>続きを読むサスペンス要素がしっかりありつつ、人間ドラマの描き方が素晴らしかった。個性の強い登場人物同士のやり取りが面白くて引き込まれるし、ネフとキーズの友情には心を打つものがあって、何層にも要素が重なった深み…
>>続きを読む最高。出会えてよかった。無駄な登場人物が1人もおらず、セリフが超洗練されてる。お気に入りキャラはもちろん話が長いでおなじみ名探偵キーズ。本作を元にしたらしい『白いドレスの女』を昨日観ていたのは本当に…
>>続きを読む殺人はスイカズラの香り──保険セールスマンの回想で語られる保険金殺人。ファム・ファタールに裏切られても腐れ縁の仕事仲間との友情は揺るがない。マッチを擦る動作を交換することで証明される不死の友情。お洒…
>>続きを読む再見。回想という不可逆的な語りはノワールのスタンダードとなったが、文学においてはそう珍しいものではない気がする。
ただ映像で見ると都度告白中の「現在」に逆戻りするので、展開に入り込みにくい(本作の場…
罪を犯して保険金が倍で手に入るハイリスクハイリターンという欲望を理性ある知的なネフが女の魅力に惹かれ理屈を捨て崩壊し破滅していく。
だが決してハイリスクハイリターンではなく得れ金や愛を求めた代償は命…
フィルム・ノワールはいいもんだ
フィルム・ノワールを撮るなら、絶対的な闇である漆黒が必要だ。そして、闇を際立たせる光も重要である。その点で言うなら白黒映画が圧倒的に有利である。
レイモンド・チャ…
殺人も時にはスイカズラの香りがする
どうも日本語タイトルのせいかな
どうしてもキーズとの関わりの方に惹かれてしまった
ディクタフォンという口述筆記の録音機へ向かってのモノローグ
あのウォルター…
この時代特有の一瞬で恋に落ちる男女を描いた後、その女に言いくるめられて旦那を殺害する主人公というありがちなストーリー展開。でも割と面白いのがさすが名作と言われる所以なのだと思う。
告白する相手が相棒…