しぇい

深夜の告白のしぇいのレビュー・感想・評価

深夜の告白(1944年製作の映画)
4.1
最初から最後まで目が離せない、素晴らしいサスペンスでした!

この作品に影響を受けたドラマや映画も多いのだろうと思います。

主演のフレッド・マクマレイには、「フラバァ」などのコメディのイメージを持っていましたが、本作は二枚目俳優でした。

レイモンド・チャンドラーの共同脚本とのことで、セリフも趣があります。

古い作品のため、観られる機会が少ないと思いますが、おススメの映画です。



ーここからネタバレー











ー本当にネタバレー





ポスターから、勝手に“女性”の「深夜の告白」だと思っていたので、観始めてびっくり。
“男性”の回想形式で始まり、ぐいぐい物語に引き込まれました。

この作品は、主人公の同僚キーズがとにかく魅力的!

口が悪いが、仕事ができるキレ者。自殺統計について社長に説明するシーンは、めちゃくちゃ格好良かったです。
友情に厚く、レコーダーに録音された彼の本音にはグッときました!

サスペンスなのに、ハラハラドキドキだけで終わらない、味のある作品だと思います。
しぇい

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