このレビューはネタバレを含みます
脱力感とチープさが凄い
憎めないクソ映画…？
U-NEXTはなんでこんないにしえのZ級映画を配信してるんだろ…？
ジャンル的にはSFホラーになるのかな…？
あの脱力モンスターパニック『血に飢えた白い砂浜』を彷彿とさせる「昭和の深夜に流れてそうなユルユルな雰囲気」が好きだった
この脱力具合に既視感あると思ったら
あの迷作『異次元へのパスポート』の監督だった…！！
U-NEXTの概要見たら
最初は普通の殺人鬼モノだったのに撮影中、突貫で宇宙人侵略SFホラーにジャンルチェンジしたらしい…笑
そのためストーリーも破綻していてツッコミどころが満載
序盤、深夜一人で女性が路地を歩く背後から怪物が迫るシーンとか緊張感が高くて普通に怖かったのに…
後付けの宇宙人設定が台無しにしているのが面白かった
この宇宙人何者だったんだろう…？
フランケンシュタインの怪物じみたものすごい巨漢で怪力で人間を襲うからパワー系かと思えば
眼からレーザー光線を放ち爆殺する高等技術も披露する！
レーザー光線の効果音が『キュイーン』って円谷特撮感あるのとか好き
何のために人間襲うのか？そもそも侵略者なのか？ってか宇宙人なのか！？ただのミュータント系怪物じゃね？
分からない…考察するだけムダだった…
脱力感満載な雰囲気の刑事パートと終盤の眼から光線で警察を虐殺しまくる爆笑パートがかなり好きで謎の中毒性アリ！
中盤の深夜地下駐車場で襲われる爺さんがエレベーターに駆け込むシーンとかかなりのリアリティでハラハラした！
オチの『深夜安心して道を歩けるのは盲目者だけだ』という皮肉効いたナレーションも良くて
所々センスを感じるのに…何故このZ級クオリティ…
でも2周鑑賞するぐらいにはハマった…笑
