夏藤涼太

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生の夏藤涼太のレビュー・感想・評価

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BDBOXにようやく収録された幻の映画、『シト新生』。
本作はTV版の総集編(いわゆる『DEATH編
』)と『REBIRTH』(いわゆる『Air』の前半部分)で構成されている、いわば未完成の映画で、今となっては見る意味のない一作なんですが……主題歌「魂のルフラン」が聞ける唯一の作品ということでプレミア的な価値が生まれてしまった一作。

弐号機の元にエヴァシリーズが舞い降りながら流れる「魂のルフラン」が、得もしれぬ絶望感、緊張感、神秘感をもたらしていて、奇跡的なエンドロールを生み出しています。そのシンクロ率たるや、完成版のフィルムを超えるほどに。
『DEATH(true)』と『Air/まごころを君に』の感想は、それぞれに書いてるので、今作は無評価で感想のみ。
NHKでの旧エヴァ再放送から、シト新生を見たくなり引っ張り出してきたので、その記録ということで。
夏藤涼太

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