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吉原炎上のknnnnnのネタバレレビュー・内容・結末

吉原炎上(1987年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

難点があるとしたら、花魁たちの顔が同じに見えて誰が誰だかわからなくなるくらいで、面白い。
花魁たちの吉原遊郭の酷で悲しい生き方を学ぶと同時に契約なしのその辺の恋愛だって、きっとこれに変わらないんだなって思った。
最後の方で今更なにが本当でなにが嘘だったなんて言い直して何になるってんだ!あんたは嘘でできたお人形よ、みたいなニュアンスで叱咤するセリフがグサグサくる。体を売る仕事、愛を売る仕事もそうだけど、実際のその辺にある恋愛もそういうことなんだと思った。今更なにが本当でなにが嘘かなんて言ったところで、何にもならない。そういうものなんだと思う。
私の知らないところで知らない女とセックスしてても炎の中で燃えてなくなって、本当のことなんて灰になるんだなって。そんな感じ。

わたしはこの映画好き。だから何度も見ると思う。
knnnnn

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