吉原炎上の作品情報・感想・評価

「吉原炎上」に投稿された感想・評価

昨今、女性の地位が向上し、様々な業界に女性が参入していることは非常に喜ばしいことではあると思います
しかし、この映画を見ると社会的に男性が強かった時代だからこそ、ここまで女性が女性として働く場所では他の追随を許さない程に強く、美しかったのでは?と思ってしまいます
それほどまでに、女性の強さと妖艶さが色濃くでた作品だと思います
遊女のお話。舞台は明治時代後期。外来語や4拍子など背景も面白い。
sumire

sumireの感想・評価

3.8
吉原を舞台にした映画といえば「さくらん」しか見たことがなかったのですが、昔の映画とはいえ「さくらん」に劣らない程鮮やかな色彩が演出されていました。

ストーリーは似てるけどなんとなくこっちの方が好きかなあ…

こういう映画みると大体なんだけど、
なかなか好きな人には身請けされない。
そういう場合、好いた人と逃げるか死ぬかして一緒になろうとするのと、好きではないけどお金持ちで自分を大事にしてくれる人の元へ行くのとどちらが幸せなんだろうな…
好きになったら仕方ないのかな…

このレビューはネタバレを含みます

2回目の鑑賞。
1度目は当時の様子や建物の内装など書物で読んだだけでは連想しづらい部分があり、実際に目で見てみたいと思っていたところ偶々見つけ鑑賞。2度目の今回は一つの作品として鑑賞。
ひとつひとつのシーン、俳優の表情が目に焼き付いて頭から離れない、、、。
主演の名取裕子さんの演技はとてもよかった。大門くぐったばかりの頃はあんなにビクビクおどおどしていて声も小さかったのに後半のお職に就いてからはまるで別人かのような堂々と落ち着きのある振る舞い、表情の変化に驚かされた。
花魁道中のとき紫花魁が身に纏っていたまな板帯の鯉の滝登りの柄が印象的だったなぁ。鯉はその滝を登りきると龍になると云うけどまさしく紫花魁は鯉から龍になったのだなぁと。胸を張ってゆっくりと歩を進める紫花魁の満開の桜も相まって一層凄みのある美しさでゾクゾクした。
最後の吉原が燃えるシーンは若さんとお花ちゃんの燃えるような恋を比喩したのかなぁとも思いましたがどうなんでしょうね。
愛し合い憎み合いで、男女の仲は今も昔も変わらないように感じた。人権も無いに等しく嘘だらけの廓の中で毎日何人もの客を取らされて彼女達は何を感じて何を目的に生きたのか4人の花魁が本編で教えてくれます。ちなみに私はめちゃくちゃ正論言う菊ちゃんが好き。
ピロ子

ピロ子の感想・評価

5.0
五社監督…。「鬼才 五社英雄の生涯」を購入して数年振りに鑑賞。
エロが先行したり、友近さんのネタで五社監督が使われたりと、キワモノ?扱いされてる感があって悲しい。
いきなり成田三樹夫さん、続いて緒形拳さんが出てきて声が出る。初々しい名取さん…。そして、女将と女将の右腕が、と、女優さん、俳優さんを書き出すとキリがない。
本を読んでから、五社作品を観返すと、全然違う目線で見えるようになってしまった。
若さんが
「現実も嘘ばかりだよ。ここ(吉原)もだ。○○の小さい嘘くらい可愛いものじゃないか」
的なことを言った時は、本を思い出してしまって、じーんと胸に来た。
ラストの方の菊ちゃんのセリフも堪らなかった。
花魁、女郎、女衒、こういう人達に関心を寄せるようになったのは、完全に五社監督作品。
根津甚八さんがカッコ良すぎる…。
西川峰子さんの有名なシーンを観て、ペキンパーだ、と思った。
いやもうキャストも然り、ストーリーも、お腹いっぱいです。
KOR

KORの感想・評価

1.0
現代に生きていて良かった。
久乃はすぐ出世して貰われていき…この業界ではとても幸せなのかと。
世の中は顔なのか…と思いました。
なんという凄まじい映画
素晴らしい

名取裕子の少女の面影と勝気な目がどうにも魅力的
また かたせ梨乃の右に出る人は未だに居ないかもしれない
そして 西川峰子の壮絶なラスト

この時代、この役者たちだからこその色が素晴らしい
young

youngの感想・評価

2.1
遊女として生きていくつらさ。病んでしまっても不思議ではない。明治の良き時代を見ることができてよかった。
現代の風俗嬢も同じように病んでるんやろな。
Arisa

Arisaの感想・評価

3.7
出演者の演技力の高さに脱帽。
包み隠されてないエロさ。
だからこそのリアル感。

ストーリーは凄まじく悲しい。

遊女の人生は辛かろうとぼろぼろだろうと
人としての愛情や意地や見栄、希望。
そこは、失わず懸命に生きている。
hanchan

hanchanの感想・評価

3.4
なんとも虚しく切ない。

根津甚八、お前はそれで良かったのか、、、。
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