『告発』★★★☆
良作。
ただ、
ゲイリー・Oの背景が
欲しかったなぁ。
あまりにも
ストーリーが
勧善懲悪でシンプルすぎるので、
個人的には、
物語の膨らみが少なく感じたから。
(例えば、
昔、虐待されていたとか)
違う言い方をすると
あまりに残虐過ぎて、
リアリティがなく感じた。
(ちょっと、
「ヘルプ」が良過ぎたので
比較してしまう。
ノンフィクションに基づくのは
いいけど、
脚本としては、しんどい。
つまり、
緩急の急だけの感じ)
印象的なシーンは、
ケヴィン・ベーコンの
シーン。
「俺は、ただ
友達が欲しかっただけなんだ」
(有罪とか無罪とかはどうでもいい。
裁判が続けば、
あんたと一緒にいられるだろ)
(↑
独房の孤独が
どれだけ人間を打ちのめす
非人道的な行為か
よく分かる)
そして、もう一つ。
「あんたは、友達じゃない。
一方的に話すだけだ。
俺の気持ちを聞いていない」
ps.
C・スレーター
「ただ、勝とうとすると、
本来の目的を見失ってしまう」
そうなんだよなぁ。
裁判に勝つことと、
何が、ケヴィンにとって、
良いことなのかは・・・
!
間違えた。
じゃなくて、
何をケヴィンが望んでいるのかは、
別のことなんだよなぁ。