このレビューはネタバレを含みます
ドキュメンタリーは嘘をつく
このドキュメンタリーを撮った監督、森達也の著書とテレビドキュメンタリーのタイトルである。カメラを向けられた人間は必ずカメラを意識して演技をしてしまう。カメラを向けられてカメラを意識しない人間はいないはずだ。いるとすれば、土人か、めくらぐらいであろう。
森達也は一貫して少数派の弱い立場にいる、人や動物達をフィルムに収めてきた。小人のプロレスラーや地下鉄サリン後のオウム信者、動物実験に使われる動物達。今回佐村河内氏もそうだ。マスコミからの偏向報道によるバッシングで世間から嘲笑の的として見られている(た)。面倒くさくなったので書くのをやめます。
世界は豊かだし、もっと優しい
で締めようとしたけど、失敗しました。
これを見て大声出して笑ってた奴らの心理はいじめっ子と同じ、メディアの報道を一方向からしか捉えられていない人間R.I.P.ご愁傷様です。合掌。