hietoymies

僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.のhietoymiesのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます


あらあら窪田くんが、ここにいらっしゃったとは....

2011年 向井理初主演か...
メンバーがメンバーなだけに今から見るとエモすぎる。

タイミングもあったのだが、泣かされてしまった。

今、悩み事がありまして。

職場の人から好意を持たれることが今年だけで3回もあり、苦痛で仕方なく、どうすればいいかわからなくて、心の中で叫んでた。(でも年代が、20個も30個も上)

だけど、そろそろ恋人欲しいな、とも思っていたから、何かそうゆうオーラを放っていたのかな、と自分が悪いんだとも思ってる。

そうゆうわけで、仕事に身が入らず、やる気も出ず、視線に怯えながら過ごしていたので、気分転換に見たのだ。


カンボジアという国を深く、もはや浅くも知らなかった。ほぼドキュメンタリーだった。
僕らにとっての「生きる」と彼らにとっての「生きる」には、これほどの違いがあるんだと突きつけられた。

僕らが笑っているのと、彼らが笑っているのでは重みが違うし、日本で生きていることのありがたさと重みが甲太たちと同じようにのしかかってきた。

デリヘルの女の子とのシーン、こんなに刺さると思ってなかったぜ....
今すぐデリヘルの女の子呼んで、膝枕してもらいたくなった。

そうやって、現実を「受け入れて」、もう一度立ち上がれるんだとも知った。

今こうやって過ごしている時間が、海外の子供達にとってはすごく貴重で、明日があるのか、明後日があるのか、来年があるのか、10年後があるのかわからない世界に生きているのだと思うと、自分自身の1日が重く、貴重で、大切な時間なのだと気付かされた。
海外の子供達よりは、自分たちの未来の方が約束されているし、世界情勢は危ないし、日本は平和で、ありがたい国だ。(最近の事件は、海外並みに怖いものが多いが...)

だからこそ、自分のできることをやらないと、海外の人たち以上の何か成し遂げないといけないことがあるなと、素直に思った。

それも、利他だなんていうほどの、素晴らしいものではないが、何か役に立てる喜びを知りたいと思った。

どうか、彼らが1日でも長く生きて、1日でも多く幸せでいれますように。

僕たちはなにができるだろうか。
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