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ヘルレイザー2のmgcのネタバレレビュー・内容・結末

ヘルレイザー2(1988年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

前作と打って変わってとっても抽象的でござい。

前作で血みどろの対決をして父を失い、叔父を撃退したカースティーは、
「魔導士たちが現れた」と言っても誰も信じてくれるはずもなく、病院にぶち込まれた。しばし夢に父親らしき人物が助けを求めるビジョンを見る。

その病院の博士がまさにあのパズルの研究をしていた人物で、カースティーからヒントを聞き、前作で暗躍したカースティーの義理の母ジュリアの血痕が残ったマットレスに、精神病患者を犠牲にして血を垂らし、ジュリアを復活させる。一部始終を助手のショーンが隠れて見ていた(ガバガバ警備)

「完全復活させてくれたら魔界に連れて行く」と約束したジュリアに生贄を捧げる博士。たやすく完全復活を遂げるジュリア。
そこにショーンとカースティーが侵入。
カースティーは生前のピンヘッドと思わしき人物の写真を盗み出す。
しかし見つかったショーンはジュリアにやられ、カースティーは気絶させられ放置される。

博士は自身の患者である、心を閉ざした天才少女ティファニーにパズルボックスを解かせる。ピンヘッドたち魔導士が現れるが、呼び出そうとしたのはティファニーではないことを感知し見逃す。その隙にジュリアと博士はアド牛たちが通ってきた「迷宮」に飛び込む。同じくティファニーも迷い込んでしまう。父を救えると思い、カースティーも迷宮に入り込む。

迷宮では全員が様々な幻覚を見る。
ジュリアは博士を、神のような存在であり、自信が支えている巨大なパズルボックスの形をした「リヴァイアサン」の元へ案内する。ジュリアは博士を生贄に捧げる。

カースティーは父の生家の入り口を発見し中に入るも、ずっと助けを求めていたのは憎き叔父フランクだった。そこにジュリアも現れ、ジュリアはフランクを殺す。
カースティーとティファニーは逃げ出すも変形したパズルボックスを落とす。それを拾ったジュリアが二人に襲いかかるも、突風が吹きジュリアの皮が剥げて中身が迷宮の奥に消える。

逃げ延びた2人の前に魔導士たちが現れる。ピンヘッドに彼の生前の写真を見せると人間だった時の記憶を取り戻す。
そこに新たに魔導士となった博士が現れる。博士と魔導士たちは対決する(?!)も、魔導士たちはなす術なく倒されていく。魔導士たちは生前の姿に戻る。ピンヘッドは自らを犠牲に2人を逃がしてくれる。

2人はリヴァイアサンの元へ行き、その形状を見て「あれはパズルだ」と気づく。ティファニーは「母を殺して自分を追い込んだのは博士」だったという記憶を取り戻し、苦悩するもカースティーの応援で、パズルボックスを解き始める。
パズルを解くティファニーに博士が襲いかかる。カースティーがジュリアの皮を被って博士に近づきキスをする。その隙にパズルを解き、博士は死亡。今にも崩落しそうな迷宮から2人は抜け出す。
2人は退院し平和に暮らす。

博士の邸宅から遺品を運び出す業者が、ジュリアのマットレスを発見する。中からあの「柱」が飛び出し語りかける。
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