りょーこ

東京流れ者のりょーこのレビュー・感想・評価

東京流れ者(1966年製作の映画)
3.3
隙あらば歌う渡哲也
(伴奏付)

1966年の歌謡映画だそう♪
まじずっと誰かが歌ってた。
BGMどころではない、その場でマジで歌っていて、敵にバレるという仕様。

なにこれ(笑)?

主役は堅気になった渡哲也。
今回の渡哲也はクソ野郎じゃなかったです、良かった!
(『仁義の墓場』参照)

が、なんか他がクソで、結局堅気なのにあちこちで狙われるというストーリィ。

ある時なんて、敵を追いかけて行ったらまさかの突然の落下!
いやなんかエレベーターかと思ったら落とし穴なんですよ!室内に!なんで?

そこがまた内装センスの悪いキャバレーでしてw
ライトとか空間とか意味不明でした!
昭和怖い!!

なんかど真ん中にフレンチクルーラー掲げた変な彫像とかあるしww

まあ渡哲也の服装センスもなかなかで。
白いトレンチコートに白い手袋に白い革靴に白いカバン。
だっさい!!!

と思いきや、敵はもっと酷い(笑)

赤いベルボーイ風スーツに常にグラサン、室内でもグラサン、取ったら醤油顔。
まじグラサンださ男( ゚∀゚)ノ

ラストにはいきなり一匹狼と名乗るおっさんが登場。
が、彼のジャケットもダサかった!
ジェームズ・ディーンのジャケを緑のフェルトで作ったみたいなの着てましたw
でもイケオジだから良し!

バトルシーンがいくつかありますが、スタイリッシュに撮り過ぎなのか、いきなり終わっていきなりケガしてたりして意味不明なのがなんとも(笑)

でも渡哲也は主人公補正か何かでほぼ無傷なのでしたw

昔の邦画はとんでもないなぁ~
勢いが斜め上過ぎて話について行けません!

が、それが良い。
そんな作品☆
りょーこ

りょーこ