東京流れ者の作品情報・感想・評価・動画配信

「東京流れ者」に投稿された感想・評価

けい

けいの感想・評価

3.7
モノクロ画面から始まり、背景が黄色だったり、紫だったり、赤だったり鮮やかなセット。極彩色です。ミュージカル?と思うような歌謡曲のオンパレード。「東京流れ者」を歌う流れ流れる義理堅いもの渡哲也。オリジナル曲「男のエレジー」をBGMに二谷英明登場。この作品の中で一番いい人で、かっこいい。どこまでもしつこい川地民夫。セット、大胆に壊れすぎ。真っ白スーツの最後の銃撃戦、痺れるくらいかっこいい。
ヤクザ映画を芸術的に仕上げた作品。
カットの仕方、アクションシーンの撮り方が上手い。
色彩も鮮やかでミュージカルのような雰囲気の中で、渋いストーリーに渋いキャラクターが際立っている。
54年前とは思えない傑作。
もう少し長くてもよかったけどね
まほ

まほの感想・評価

3.3
色彩が斬新。フランス映画みたい。
話はよく分かんないけど、見ていられるのは演出の力。
舞台美術の奇抜さと歌と勢いでなんとかしようとしてる感じで、映画としてあんまり上手くないんじゃないか?中盤の銃撃戦の視線の誘導の仕方は良かったけど
この映画を嫌いな奴とは関わりたく無いと切に思わされる映像芸術の最高峰である。とにかく映画としてのルックがヤバい。ニコラスウィンディングレフンの全ての映画や、デイミアンチャゼルの「ラ・ラ・ランド」のラスト周りの色使いなど、数多の映画人に影響を与えてきた清順スタイルの画面構成。徹頭徹尾原色を使ったシュールレアリスティックなカラーコーディネートの背景や服装は、今観ても全く古びていない。寧ろこれこそが映画に於ける原初的な「カッコ良さ」ではないのかとさえ思ってしまう。物語はハッキリ言って無茶苦茶である。渡哲也の面構えに惚れるのも束の間、脈絡なく場面が繋がり、ジョニートー以上に様式化されたガンアクションが待ち受ける。非常に乱暴だが、めちゃくちゃカッコ良いのだからオールオッケー。83分というタイトな尺も大変素晴らしい。とにかく観ている間ドーパミンが溢れ出る様な、極上の映画体験。鈴木清順、恐るべし。
#128
鈴木清順アクションヤクザ映画。ピストルでの攻防戦あり、刀での殺陣シーンあり。目まぐるしく展開が変わりあっという間の83分。
照明やセットはやっぱり凝ってますな。
やん

やんの感想・評価

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不死鳥の哲!! 
体に聞いてやろうか?と思う存分殴られる哲。相手は5人ヤクザらしく並んで歩く。リンチ
守るもの信じるもの。
『今に奴はきっと暴れだす。』
『もう一度頼む。たのむから俺を怒らせないでくれ。』

いきなり地面に落ちる哲
蓋みたいなのがされて監禁
白い世界の撃ち合い
俺女と一緒にそとあるけねぇんだ!

なんか
家族とか義理とか信じるとか
思いやるとか思いやられるの話ね。。。

唄と共にある映画
青いスーツがいかしてる!
気付いたけどモノクロって記憶で色つけてたなぁ。大塚って初登場のときわたし何色で色付けてたのかなぁ。いまじゃばっちり赤です!もちろん!あたりまえ!

あ〜東京流れ者〜
好きですぜ!!!!
"この地獄を突き破らなけりゃ、俺に明日はやってこねぇんだ。"

タランティーノやジムジャームッシュ、そして「ララランド」のデイミアンチャゼルなど世界中の監督に影響を与えた鈴木清順監督によるハードボイルドアクション映画

"カタギとなった"不死鳥の哲"こと本堂哲也は不本意にも持ちビルを狙う敵対組織の抗争に巻き込まれる羽目になってしまう"というストーリー

まず冒頭のモノクロシーンから1カット全てが計算され尽くしたカッコ良さ

ヤクザ映画ながら"清順美学"と呼ばれる豊かな色彩が素晴らしい映像美を堪能できる

シュールな笑いも盛り込まれておりガンアクションも見事

ただ昔の邦画だから仕方ないけど、何度ヒロインの"哲也さんっ!"を聞いた事か

そして毎回笑ってしまう
清順の映像のクールさよ!
白黒、パートカラーにねちっとしたカラー。
名曲東京流れ者を要所要所につかい、不死身のタツのヒーロー感を演出。後の実写ヒーローもののお手本のよう。
キャスティングもちょうどいい感じ。
A級とB級の狭間のかっこよさ。
松原ちえちゃんがかわいい。
歌声とマッチしてないやん!
やるなー清順。
aquakondo

aquakondoの感想・評価

3.8
とにかく斬新。カット割しかり色使い。

ウエストサイドストーリー的な要素がベースに小津さん的な構図使いの黒澤さん的な動的な部分もあり。

お洒落な作品です。
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