あやと

デモンズのあやとのレビュー・感想・評価

デモンズ(1985年製作の映画)
-
『血みどろの入江』『ブラックサバス』のマリオバーヴァの息子、ランベルトバーヴァが監督、脚本、『サスペリア』のダリオアルジェントが制作
これだけでもめちゃくちゃ心惹かれるのに、ひたすらぐちゃぐちゃで凝った造形と緑色の液体、謎めいた映画館、それに何より冒頭の意味深でスピード感のある展開
そして謎に刀が無双するクライマックスとこれでもかというほど時代の最前線のメタルバンド、アクセプトにビリーアイドルとかまじでクサすぎる。嬉しい。まさに80年代ホラーの色気をムンムンと感じさせる濃口ゾンビ系ホラー
単純に好きすぎてあり得んほど歓喜で大甘です
ただ途中のヤク中4人組の場面はなんのためにあったのかよくわからんな、せっかくド直球のディザスター系なのに勢いを遮断してしまってる感が否めない もちろん映画館に中からは出られないかと思いきや出られる、という面とちゃっかり外界へ、、というためでもあるかもしれない

そして80年代の活気ある夜の街を映してくれた面では感謝
あやと

あやと