ozabon

午前中の時間割りのozabonのレビュー・感想・評価

午前中の時間割り(1972年製作の映画)
5.0
少女たちの前に現れた自衛隊を脱走して風船で空を飛ぼうとしていた青年は郵便局で働く平凡な公務員だった。70年安保の終焉と共同幻想について幻想のような8ミリカメラの映像でとらえた繊細な映画。国木田アコが素晴らしい。羽仁進はアントニオーニを越えていると思う。
ozabon

ozabon