アントニオーニの情事よろしく崖の上から姿をくらました今木草子。
目が眩むほどのノスタルジーをまき散らす8mmフィルムの映像と全体を支配する死の香り、思い出を色づけるのも日常に影を落とすのも全て国木…
不気味すぎる。モノクロ&昔の学生を組み合わせた映像ってどうしてこうも怖いんだろう。でもそこがATGらしくて良かったかも。
なんだろう…
学生時代に(俺は平成生まれだが)場末のくっそ汚いミニシアター…
8ミリ映像に、何かしら映画の原風景的な相貌が現れる様に見えるのはなぜなのか。8ミリ映像は本来的にサイレント映画であって、同期的な音声という、言わば映像に実体的なイメージをもたらす媒体が欠けていること…
>>続きを読む駅のホームだろうか、女の子の影だけがぼんやりと浮かぶ始まりからして好き。草子と玲子。正反対みたいな女の子2人がめちゃくちゃなことしてる8mmフィルムを眺める。裸になって駆け回る2人の映像を「これ誰が…
>>続きを読むまさに疑似ドキュメンタリーの傑作。本当に、こういう世界があって、こういう事件が起こったのかと錯覚してしまう。
それにしても、今木草子を演じた国木田アコさんは魅力的だ。でも、この一本しか出演していない…