ひげしゃちょー

狂った野獣のひげしゃちょーのレビュー・感想・評価

狂った野獣(1976年製作の映画)
4.8
京都市と京都府警の前面協力のおかげで撮ることのできたカーチェイス映画。 ストーリーはもの凄くシンプルで銀行強盗犯が逃走するためにジャックしたバスにたまたま元テストドライバーで目を悪くしてクビになった宝石強盗犯が乗り合わせていて2人組+1人でひたすら暴走するだけのパニックアクション。 バスジャック犯が川谷拓三なんだけど全く憎めなくてむしろ乗客からコケにされるのがハマってる。 1時間20分のうちに何台の車やバイクをぶっ壊したかわからない。 しかもスタントマンなしで渡瀬恒彦本人が運転していたらしい。 こういうの今だったら絶対に許可が撮れないだろうな。 怒涛の勢いで展開される笑いとアクションと狂気にハマること間違いなし。