ハンポコナヨツナ

狂った野獣のハンポコナヨツナのレビュー・感想・評価

狂った野獣(1976年製作の映画)
4.0
渡瀬恒彦主演。
監督に中島貞夫。

他のレビュアーさんが高得点をつけていて、ずーっと気になっていた作品。
amazonでカートに入れるかどうかかなり悩んでいたんですが、主演の渡瀬恒彦さんが残念ながら他界された事と、amazonで少し安くなっていたのが重なり、こりゃ追悼も兼ねて買うしかないだろって事で購入しちゃいました。

70年代の京都の街を舞台に、強盗をしくじった二人組に乗っ取られたバスがとにかくひたすら突っ走りまくる作品なのですが、噂通り大変面白いカーアクションの娯楽作品となっておりました。
渡瀬さんのアクションもなかなか凄い事をやっていた(やらされていた?)り、脇役で出てくる室田日出男がぶっ飛んでいたりと、かなり好きな作品ですねコレ。
川谷拓三の演技も味があってすごく良かったなぁ…。
ネタバレになるのでストーリーに関しては書きませんが、ひたすら走り続けたバスがついに止まった後の最後の方の展開もよかったです。

こうゆう狂気を孕んだ熱気があるから、70年代のアクション作品はあなどれません。
いやぁ、思い切って買っちゃってヨカッタ♪( ´θ`)ノ