事故に見せかけて標的を殺す暗殺チーム。
ある日メンバーの1人が事故死し、自分達も何者かから標的にされてるのではないかと警戒するようになり…
ファイナルデスティネーション的な殺人ピタゴラスイッチを人の手でやるというのがなかなか面白い。
ただメインは何気ない日常がトラップに見えてしまう恐怖と人間不信に陥る男の孤独であって、暗殺アクションは添え物程度に収めてる。
あらすじ的に事故死させ合いバトルを期待したくなるがそれを求めるとつまらなく感じるかも。
でももしそれを実際にやったら特殊能力の域に行くのでこれぐらいがちょうど良さそう。
(標的を事故死させる殺し屋という意味で似てる漫画として「ラックスティーラー」というのがあるのですが、こちらもオススメです。
こちらは事故を演出するというより運を吸い取るというものですが)
全編に渡ってセリフがかなり少なく、ジリジリと静かに余裕がなくなっていく雰囲気がまあまあ良い。
