ウォシさんの映画レビュー・感想・評価

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羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来(2025年製作の映画)

3.7

妖精を殺せる兵器材料を人間に奪われ、その容疑をかけられた師匠の潔白を証明すべく真犯人を探す話。

前作鑑賞済み。

全体的に大勢の死傷者が出る殺伐とした話で、前作のほんわかしつつ笑いを交えたライトな雰
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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

3.7

住処を奪われた妖精が人間に復讐しようとする話。

今週末は劇場で観たい映画が無さすぎたので、ちょっとだけ興味のあった「羅小黒戦記2」観ようかなと思い過去作を鑑賞。

当時歴史ファンタジーものかと思い、
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火の華(2024年製作の映画)

3.8

海外で銃撃戦に巻き込まれ心に傷を負った自衛隊員が、日本に戻り花火師としてやり直していく話。

予告篇を観て気になってたものの公開延期になり、やっと観る事のできた映画。

同じ火薬でも銃弾と花火と異なる
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ハウス・オブ・ダイナマイト(2025年製作の映画)

3.2

どこかの国からアメリカに向けて発射された核ミサイルが着弾するまでの約20分間を3つの視点から見る話。

もしも核ミサイルが発射されたら?
有事が起こった際の国の動きをシミュレートした様な内容。

第一
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爆弾(2025年製作の映画)

4.4

爆弾事件の爆破場所を言い当てる怪しい男と取調室で対峙する話。

あまりの凄惨さにカタルシスはゼロ。
その代わり身の毛もよだつ気味悪さが全体を覆い、観る者を息詰まらせる緊張感と嫌悪感が半端ない。

「さ
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愚か者の身分(2025年製作の映画)

4.2

闇バイトから抜け出そうとしたら組織に追い回される若者たちの話。

登場人物がほぼ全員反社側の人間で、とても堅気とは思えないほど話が通じない危険な匂いが漂う。
ただの世間話や冗談でさえ物騒に聞こえてきて
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恋に至る病(2025年製作の映画)

2.4

転校先で出会った女子と良い感じの仲になるが、同時期にクラスメイトの不審死が相次ぎ、実はその子が犯人なのではないかと疑惑を持つ話。

高校生の純愛ものをベースに徐々に侵食してくるサイコサスペンス味が程よ
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Mr.ノーバディ2(2025年製作の映画)

2.8

※酷評です。
目を通したくない方はスルーして下さい。

家族と旅行中に地元警察に喧嘩売ったらバックについてるギャングに狙われる話。

前作がすごく好きだったので期待しましたが、正直期待ハズレでした…
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ナイトコール(2024年製作の映画)

4.3

騙されてギャング宅の泥棒に協力してしまった鍵屋が、朝までに金と犯人を見つけてくるよう脅される話。

オシャレ系のジャケ写からは想像つかないほど野蛮でバイオレンスで破壊的な追いかけっこ。

同時期公開の
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ファイナル・デッドブラッド(2025年製作の映画)

4.4

過去作は全部鑑賞済み。

話題作なのに上映館が無さすぎて席の予約が取れず、2日前からの予約でやっと良い席が取れました。

「事故の予知夢を見て一旦死を回避するが、後から1人ずつ事故死していく。」
とい
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秒速5センチメートル(2025年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

元のアニメは昔観た事あるけど断片的にしか覚えてないです。

監督前作の「アット・ザ・ベンチ」が人生ワースト級に大嫌いな映画だったので、本作もまた意識高い系美大生しか喜ばなさそうなのが来るのかと身構えて
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ホウセンカ(2025年製作の映画)

4.1

言葉を話す花が死期の迫る囚人の元に現れ、囚人が自分の過去を語る話。

とても90分映画とは思えないほど濃密な内容と充実感。
駆け足展開になってないのにこのボリューム感はさすが…!
「宝島」は本作を見習
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ハンサム・ガイズ(2024年製作の映画)

4.2

悪人顔のおじさん2人が殺人犯と誤解され襲われ、悪霊にも襲われる話。

「タッカーとデイル」の韓国リメイク。(元映画は鑑賞済み)
本家は本当に殺人鬼っぽく見えるヤバそうな人相だったが、本作はそんなに誤解
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ワン・バトル・アフター・アナザー(2025年製作の映画)

3.7

当時の勢いを無くした元革命家が攫われた娘を取り戻そうと頑張る話。

映画タイトルは口に出したくなるような語感のカッコ良さ。
だけどジャケ写が悪い意味で邦画っぽくカッコ悪い…

この監督の映画を観るのは
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俺ではない炎上(2025年製作の映画)

3.5

無実の男がSNS上で殺人犯に仕立て上げられて炎上する話。

何の権限もない全国の一般人から数の暴力で追い詰められていく冤罪サスペンス。
思い込み・決めつけ・再生数欲しさと誰も真剣に取り合ってない無責任
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劇場版 チェンソーマン レゼ篇(2025年製作の映画)

3.5

テレビシリーズの続き。
前回までのおさらいや登場人物紹介などは一切ないので、本作単体で観るのは厳しめ。

基本的には単館系の意識高いオシャレ映画のトーンだが、アクションになると途端にバカみたいなB級映
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THE MONKEY/ザ・モンキー(2025年製作の映画)

3.1

音が鳴ると誰かが事故死する猿のおもちゃの話。

ファイナルデスティネーションのパクりと言っても過言ではないくらいシステムがソックリな映画。

ストーリー性はほぼないのでいろんな死に様のアイデアを羅列し
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宝島(2025年製作の映画)

3.4

返還前の沖縄。
米軍基地に盗みに入って以来、消息を絶ったリーダーを捜索する話。

めちゃくちゃ長尺で軽快に年代を飛ばしたりと、何となくスコセッシのギャング映画っぽい。
米軍や警察・ヤクザ・半グレ組織が
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ボーイ・キルズ・ワールド:爆拳壊界流転掌列伝(2023年製作の映画)

4.0

幼少期に家族を殺された男が長年の特訓の末に復讐する話。

文明は滅んでないが治安が世紀末な世界観。
全体的にゲームや漫画みたいなコミカルなノリで、露悪的なグロ描写をギャグとして扱うかな〜りボンクラな作
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ひゃくえむ。(2025年製作の映画)

3.8

原作未読。

小学生・中学生・高校生・社会人と様々な年代のドラマをを通して「走る」という事の意味と向き合っていく。

才能を生かす為。
記録の為。
勝負する為。
活動存続の為。
憧れられる為。
現実逃
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Dear Stranger/ディア・ストレンジャー(2025年製作の映画)

1.1

※大酷評です。
目を通したくない方はスルーして下さい。

夫婦仲が冷え切ったタイミングで息子が行方不明になる話。



下品でトゲのある言い方をすると本作は「ザ・作り手のオ●ニー映画」。
物語としての
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愛はステロイド(2024年製作の映画)

3.4

ジムスタッフの女とボディビルダーの女が惹かれ合うも暴力によって破滅へと転がる話。

有害な男性社会に女性が挑む…という今や一つのジャンルと化した社会性の強い話かと思いきやそうとも違うような変な映画。
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子鹿のゾンビ(2025年製作の映画)

3.4

モンスター化した鹿に襲われる話。

著作権切れ素材をホラー化する系。
「プー あくまのくまさん」がクソ過ぎたので見る気なかったが、映画が安く観れるファーストデイにたまたま仕事が早く終われてちょうど時間
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8番出口(2025年製作の映画)

3.2

元ネタのゲームは実況動画を見た事ある程度。

極力カットを割らず長回しで見せる事で、ループする駅通路の閉塞感を高める。
異変も観客は気付けるが劇中の登場人物だけが気づいてないというもどかしい見せ方もま
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ミは未来のミ(2019年製作の映画)

2.0

「俺たちの中で誰か死んだらみんなでそいつが隠し持ってたエロ本処分しようぜ!」と言った親友が事故で亡くなったのでエロ本処分しに行く話。

良くも悪くも自主制作感がものすご〜く滲み出る映画。
ダラダラして
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.3

うだつの上がらない日々を送ってる男が、学生時代に仲の良かったお調子者の友人である「佐々木」の事を思い返す話。

みんなのイジられ役として場を盛り上げた友人の存在は誰しもあるだろう。
自分にもかつてそん
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リンダ リンダ リンダ 4K(2005年製作の映画)

4.2

女子高生が文化祭でブルーハーツを演奏する話。

前から気になってたものの観る機会がなかった本作だが、今回のリバイバルを機にやっと鑑賞。

20年近く前の映画という事で2000年代初期の空気感が存分に残
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バレリーナ:The World of John Wick(2025年製作の映画)

4.1

一般人より殺し屋の方が多いんじゃないか?と思うほどスクリーンに映る人物ほぼ全員が襲いかかってくる。
従来のジョンウィックシリーズも回を重ねる毎にその印象が強かったが、本作は125分とシリーズの中では比
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用心棒(1961年製作の映画)

3.5

街を支配する二組のヤクザを仲違いさせ共倒れさせようと浪人が暗躍する話。

直前に観た「EAST MEETS WEST」がゲンナリするほどつまらなかったので、変わり種でなくちゃんとした時代劇映画を観よう
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EAST MEETS WEST(1995年製作の映画)

1.4

※酷評です。
目を通したくない方はスルーしてください。


侍がガンマンと戦う西部劇。

124分の劇場公開版で鑑賞。
後に108分とより短くなったディレクターズカット版があるとの事なので、やはり劇場
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ランド・オブ・バッド(2025年製作の映画)

3.8

敵地に取り残された部隊が無人機を駆使して脱出する話。

たまにある昔ながらののお手軽娯楽アクション洋画。
今回は無人機からの支援でどうピンチを切り抜けるかが本作ならではの味になってる。

昨今戦争のニ
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BULLET/BULLET 弾丸決戦編(2025年製作の映画)

4.3

アニメシリーズ総集編の7話〜12話目。

前編がダイジェスト感の強い断片的な構成で映画一本観たという充実感に欠けてたが、この後編は導入部分が済んでいるのもあってかスムーズな構成でダイジェスト感が薄まり
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近畿地方のある場所について(2025年製作の映画)

2.7

失踪した先輩雑誌編集者が直前まで残していた資料を基に何を調べていたのか探る話。

VHS画質の古びた映像の質感だからこその不気味さ。
「ミッシングチャイルドビデオテープ」でもやっていたが、本作はホーム
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アイム・スティル・ヒア(2024年製作の映画)

2.2

※ 元々興味なかったけど敢えてそうゆう映画も観てみようと急遽飛び入りで観に行った映画だったので、そこまで鑑賞のモチベーションが高くなかったです。
それが影響した感想になってしまってるのであまり当てにな
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この夏の星を見る(2025年製作の映画)

2.3

コロナ禍で活動が制限された天文部が自らで天体観測のコンテストを開催する話。

めちゃくちゃ評判良いので遅ればせながら鑑賞。
正直過大評価だなと思うほど自分には合わない映画でした…

"コロナ禍×学生"
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入国審査(2023年製作の映画)

3.2

スペインからアメリカに移住しようとしたら空港で止められ尋問される話。

入国ゲートを通るまでのオープニングで、「もしかしてこの行動が後々怪しまれる原因になるのかな…?」と想像させる。
無くしかけてたパ
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