久々に見ました、ヴィスコンティの作品の中で3番目に好きだと思ってました。
前までは、若く美しい娼婦と比べられどん底まで落とされたリディアに同情してました。
が、今回はさっさと上官に密告してクズな若いツバメは即刻射殺(逮捕、即射殺で非常に手際がいいと思いました)、同胞から集めた資金をどうしようもないクズ男に渡した割には、個人的な復讐もすぐに完遂して…
この人は何がしたかったんだろう? と疑問ばかりが残りました。
若い男が自分のようなおばさんに夢中になるのに、疑問はなかったのかな?
相変わらず衣装が素敵で…リディアのバックに大きいグレーのリボンがついてるシルクタフタのドレスとか、とてもいいですね。
毎回見るたびに違う思いがわきあがる、ヴィスコンティさすがです。